吉澤嘉代子の歌世界

吉澤嘉代子の歌世界

MySound注目!!平成生まれのシンガーソングライター吉澤嘉代子の1stミニアルバム「魔女図鑑」がついにリリース♪
楽曲の制作秘話などをインタビューしてきました!






プロフィール

吉澤嘉代子(ヨシザワカヨコ)

1990年生まれ
鋳物工場街育ち

幼少から、父親が好きな井上陽水を聞いて育つ。
16歳から曲をつくり、ライブハウスや街中で歌うようになる。
2010年にヤマハ主催のソングコンテストでオーディエンス賞を受賞。
同年のThe 4th Music Revolution JAPAN FINALにてグランプリ&オーディエンス賞を受賞する。
2013年6月5日、インディーズ1st mini Album「魔女図鑑」発売。

吉澤嘉代子 オフィシャルWEBサイト

インタビュー


吉澤嘉代子さんの1stミニアルバム「魔女図鑑」が、いよいよ6月5日にリリースされました!多彩な魅力が散りばめられた楽曲の制作秘話などをインタビューしてきました!

--アルバム「魔女図鑑」は映画のサントラみたいですよね。台詞っぽい感じで歌う曲もありますが、自分で意識して歌っているんですか?
「自然と……と言うと不自然かもしれませんが(笑)、お風呂場で自分の曲をふざけてラップ風に歌ったりして、「これいいかもな」と思ったものを曲にすることもあります。レコーディングの時は、「どんどんやっていいよ」と、ディレクターさんやアレンジャーさんがおもしろがってくれたので、調子に乗ってどんどんやってました(笑)。」

--吉澤さんは魔女になりたかった、と伺ったんですが、それはどういうことですか??
「小学生の頃に魔女になりたくて、箒にまたがって飛ぶ練習をしたりしていましたね。今思えば、自分じゃない誰かになりたいという変身願望があったんだと思います。子供の頃って不条理なことがあっても大人に対して怒れなかったりしますよね。子どもは自由と見られがちだけど、窮屈な時代でもあると思うんです。そういう時に、魔法が使えることを夢みることで自分を保っていましたね。"魔女"は私にとってそういう存在だったんだと思います。」

--ファンタジックな世界を自分で創り出すのが得意なんですね、きっと。特に「泣き虫ジュゴン」は映像描写があって、ファンタジックな曲ですよね。
「ありがとうございます。ライブで演奏した時に、この曲で泣いてくださった方もいましたね。以前ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団のライブにオープニングアクトとして出演させていただいたんですが、そのリハーサルのときに谷山さんが「泣き虫ジュゴン」が好きだと言ってくださって、すごくうれしかったです。」

--曲は自分の実体験に基づいて書いているんですか?
「今回のアルバムは、「泣き虫ジュゴン」と「ぶらんこ乗り」以外は、全部女の子の目線から書いている作品なんですけど、だいたい架空の女の子の世界100%で描いていて、そこに自分の気持ちを重ねて入れてますね。全部自分であるけど、自分ではないというか、そういうつもりで書いています。」

--曲を作る時は歌詞が先ですか?曲が先ですか?
「歌詞から作るのが先ですね。歌詞から書いて、それに合うメロディーが生まれたら「採用!」みたいな感じにしています。すごくたくさん歌詞のストックがありますね。歌詞は、24時間、眠ってる時以外は考えてます。いつもノートを持っているので、そこに書いておいたりとか、携帯に入れておいたりとか。だいたい夜寝る前に、PCのメモ帳に歌詞を書いてます。いつもタイトルをまず最初に作ってますね。

--レコーディング中の大変だったエピソードは何ですか?
「「泣き虫ジュゴン」を録った時は、曲を作った時の感情が出てきてナーバスになってしまったんです。ディレクターさん以外の方には席を外してもらって、1対1で、私の方は泣きながら録りました。いつも言えない自分の気持ちをその歌の主人公に歌わせることによって、自分も楽になれましたね。でもレコーディング自体はとても楽しくて、自分の心の中で考えたことが自分の部屋でまず鳴って、今度それがアレンジャーさんの部屋で鳴るようになって、それがスタジオで鳴って、聴いてくれた人の部屋や心の中で鳴って…、という風に繋がっていくのは本当に素敵なことなので、リリースが楽しみです。色んな人に聴いてほしいです。」

--曲作りを楽しんでいるようですが、ライブも楽しんでいますか?
「最近楽しめるようになってきましたね。以前はすごく怖かったんですけど。お客さんから感想をもらったりすると、すごく嬉しいですね。「つらい時に支えになりました」と、伝えてくれた方もいましたね。」

--今後やってみたいことは?
「いつかお芝居とか、小説を書いたりもしてみたいですね。」

--ストーリーがある世界にいるのが好きなんですね。お芝居はどんな役をやってみたいですか?
「いじわるな役ですね(笑)。」

--歌であれだけシャウトができるから、幅広い役ができそうですよね!
「ライブも舞台装置を使ったりしたいですね。「恥ずかしい」の時は、最後のシャウトで倒れたりとか…やってみたいですね!」

--自分の曲を聴いてくれる人に伝えたいことは何ですか?
「私の声が、聴いてくださる人の心の中まで入っていって、一緒に寄り添えたら、と思っています。それから、私は曲を作る時にすごく滑稽なものを大事にしていて、みんなが他人には言えない恥ずかしいことや情けないことも、私がすごく滑稽なことを体現することによって、みんなのなぐさめになればいいな、と思っています。」

(取材・文/MySound編集部)

アルバム収録曲

LIVE情報

吉澤嘉代子 初のワンマンライブ決定!
【日時】11月23日(土・祝) OPEN 17:30/START 18:00
【会場】shibuya duo MUSIC EXCHANGE
【料金】前売3,000円(全自由、整理番号順入場、ドリンク代別)
【チケット】9月21日(土)~一般発売開始

詳細はオフィシャルページへ

リリース情報

まるで次から次へと変身する
魔女のように…
6人の吉澤嘉代子が詰まった
多重人格なアルバムが完成!
吉澤嘉代子
インディーズ 1st mini Album『魔女図鑑』
2013年6月5日発売決定
\1,500(税込) / YMPCD-6

【収録曲】
1 未成年の主張
2 化粧落とし
3 恥ずかしい
4 らりるれりん
5 泣き虫ジュゴン
6 ぶらんこ乗り

バックナンバー

Vol.1 初インタビュー

Vol.2 ライブレポ♪

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