Live from Yokohama/鈴木央紹

アルバム

Live from Yokohama

鈴木央紹

2021/1/27リリース

6曲収録

1,885

再生時間:52分29秒 / コーデック:AAC(320Kbps)

ファイルサイズ:123.10 MB

■昨年、アルバム「Favourites」を発表した鈴木央紹オルガン・トリオによるスタジオ・ライヴ。

このコロナ禍で2020年3月以降のライヴは減少したものの、2019年の鈴木央紹と宮川純の共演はデュオも加えると20回を軽く超える。さらに原大力とはオルガン・トリオ以外にもデュオ、ベースとのトリオ、ギター・カルテットなど様々な編成で数え切れないほどのセッションを重ねている。そんな3人が「Favourites」発表以降1年半以上の時間により熟成されたオルガン・トリオ・サウンドをスタジオ・ライヴという形で披露する。

この間にも、通常のジャズのライヴ以外に鈴木と宮川は大野雄二&ルパンティック6というルパン三世・バンドでも活躍。更に宮川はKing Gnuの常田大希によるユニットmillenium paradeが担当するNetflixで配信されたアニメ「攻殻機動隊 SAC 2045」のテーマソング<Fly With Me>にも参加、これがオリコン・チャートで1位を獲得し、軽々とジャンルを跨いだマルチな活躍を魅せている。

本作スタジオ・ライヴではこれまで同様スタンダード曲を中心に、しかしこれまでのアルバムと重なる曲は一つとして無く、一曲だけ鈴木央紹のオリジナル・ブルース新曲を加えた珠玉の全6曲。過去「日曜洋画劇場」のエンディングテーマに使われた<So In Love>や、アメリカのTVドラマに使われたヘンリー・マンシーニ<Mr. Lucky>のカバーなど、一見イージー・リスニングにも見えそうなラインナップの曲もあるが、そこは只者ではないこのトリオによる味付けで、極めてスリリングでクールな演奏が繰り広げられる。今回は耳だけでなく一部の楽曲はYouTubeにて公開される映像でその魅力を2倍味わえるのも醍醐味の一つ。通常のライヴでも見られないような至近距離による映像でその凄さを目の当たりにして欲しい。

鈴木央紹トリオは関東以外にも鈴木の出身地元である関西をはじめ、名古屋や北海道等比較的幅広いエリアでライヴ活動を行っているが、本作を機にそれ以外のエリアでこれまでライヴを見られなかったジャズ・ファンの人にも楽しんでいただきたい。

収録曲

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