ハンドクラップが軽快なリズムを取る、アップテンポなナンバーだが、シンプルなアレンジと、情熱的で妖艶な歌詞とメロディ、色気のある歌とが、ハッキリとしたコントラストを作り出し、一度聴くと忘れられないインパクトがある曲になっている。オリジナルアルバムには収録されず、ベストアルバム『I Love Youからはじめよう-安全地帯BEST-』(88年)で初めて収録された。カップリングの「一秒一夜」は、ギターの矢萩が作曲、リードボーカルもとっている。玉置以外がリードボーカルをとる曲はこの曲のみ。
発売日前日に『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)に出演し、「より良い音楽をやるために、ちょっと時間を下さい」とバンド活動の休止を公表した。最後のアナログ盤シングルに。メンバーはその後約2年間ソロ活動を行う。松井の書く詞はシンプルがゆえに、聴き手の想像力を掻き立てる。恋人同士のすれ違い描き、思い出を振り切って進むことを決意。彼女を微笑みで送り出す――という内容が、活動休止前の作品というタイミングもあり、ファンの間で様々な憶測や意見、感想が飛び交った12月に初のベストアルバム『I Love Youからはじめよう -安全地帯BEST-』を発売した。