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■特別なパワーを持つとされるソルフェジオ周波数。この演奏では174Hzの響きを持った特別なクリスタルボウルを中心に、4つのボウルをシンプルに鳴らしています。

174Hzの響きはソルフェジオ周波数の中でもっとも低い音。「身体とエネルギーシステムの滞りを手放す音」とされ、深くリラックスできる響きです。とてもシンプルな演奏ですので、繰り返される音の中で体全体の力を抜いて、音とともに疲労感が消えていくようなイメージを作ってみましょう。

また、音を聴きながら長い声を出してみるのもオススメです。音程や息の長さは気にしないでください。自分が出せるもっとも素直な声を出し、空間に拡がる音とともに大きな世界との一体感を感じてみましょう。

クリスタルボウルは水晶から作られたヒーリング楽器です。デジタル制御の楽器やアルミニウムの音叉(チューニングフォーク)とは異なり、クリスタルボウルは「完成するまでどんな音階になるか分からない」「完成した後に細かく音程を調整(チューニング)することができない」という特徴(欠点)があるため、174Hzのようなソルフェジオ周波数を持ったクリスタルボウルが完成することは非常に希です(特定の周波数を狙って製造することができないため、完全に「運」です)。

この演奏は私(Magali Luhan)がクリスタルボウルをマレットというバチを使って生演奏したものです。デジタルでは再現できない、生楽器ならではの本当の1／fゆらぎ、デジタルでは実現できない、水晶から作られた楽器ならではの奥深い響きに心身を委ねていただければ幸いです。