■マコp 2ndアルバム「ワンマン列車」。
前作「夕焼けの最後」と比較してよりシンプルで真っ直ぐなサウンド作りを志している。全体的にはマコpの歌声の低音を活かした曲作りとなっている。従ってしっとり落ち着いた「愛のうたなんて」といった曲も生まれている
「やったね」で突き抜けて気持ちが吹っ切れたような所が歌詞の内容から伺える。サビの高音と共に魂が解放されていくのを感じる。
「僕のお団子」もシンプルなロックサウンドだが、内に秘めた変態性が歌詞に込められている。
表題曲「ワンマン列車」では生と死の間で目的地の分からぬまま前に進んでいく主人公を、ありのまま描いた作品になっている。