■「人々によって築き上げられた現代社会の形・本来あるべき社会の形」の2面性を理解し、自身の思想や声を発信する姿勢をアップデートしたDAACKYが新たな一歩を踏み出したコンセプチュアルなEP「VOiCE」。「TIME」ではコロナ禍まだ10代だった自身の葛藤から夜明けの兆しまでのストーリーをトラックメイクまでセルフプロデュースし表現する一方、初の顔合わせとなるプロデューサー陣とのコラボレーションも積極的に実践しており、Sam is Ohmと組んだ本作のリードトラック「ENDLESS」をはじめ、自身も以前在住していた福岡を拠点に活動するDJ/プロデューサーのTANAや国内外のアーティストへ楽曲提供を行うChocoholic、lokey-designなどのユニットでも活動する気鋭プロデューサーRikuto Nagiraをフューチャー。UKガラージやDrillなどの要素を取り入れた「ON & ON」からグッドバイブスなアンセム「STEP BY STEP」、昨年リリースしたシングルがRemixされた「FANTASY - Rikuto Nagira Remix」まで、バラエティー豊富なサウンドに仕上がっている。現代社会と向き合い言葉を紡いだ歌詞が、聴き手の日常にそっと寄り添い提案するような後押しのパワーをもたらしている。
1
2
3
4
5