■天音里・望第二弾シングル。火野葦平の小説「花と竜」はこれを題材に何度も映画化、TVドラマ化され、村田英雄が自ら出演したドラマ主題歌として作詞・作曲し、ヒットさせた任侠話。小説は明治中期から大戦後の北九州を舞台に、沖仲士で組長の玉井金五郎とその妻・マンの物語。村田英雄の「花と竜」が金五郎の心意気を歌ったのに対して、こちらは合わせ鏡のように、男勝りの性格のうちに優しい心遣いを見せ夫を支えた妻の心意気を歌う。ところどころうなりも効かせて堂々とした歌いっぷりとともに啖呵を切るようなセリフも効かせどころとなっている。
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