Glow in the Dark Moon/Tokyo Ambient Collective

アルバム

Glow in the Dark Moon

Tokyo Ambient Collective

2022/12/23リリース

9曲収録

1,223

再生時間:65分54秒 / コーデック:AAC(320Kbps)

ファイルサイズ:153.71 MB

■闇の深淵を流れるサウンド。

東京をベースに世界で活動する3人のアーティスト、Takahiro Kido, Kenji Azuma, Sami Eluによって始動されたアンビエントミュージックユニットTokyo Ambient Collectiveのサードアルバム。

今回のアルバム「Glow in the Dark Moon」は創設メンバーであるTakahiro Kido(Anoice, RiLF, Filmsなどのプロジェクトのメンバーとして活動する作曲家)とKenji Azuma(世界中の様々な楽器を使用するパーカッショニスト)の2人が中心になり、3日間に分けてレコーディングされた即興演奏をまるごと収録。同じく創設メンバーであるSami Elu(世界にひとつだけの木製弦楽器Pixiechordを奏でるアメリカ出身のミュージシャン)とセカンドアルバム「Scattered Light」にも参加したYuki Murata(Anoice, RiLF, Filmsなどのプロジェクトのメンバーとして活動する作曲家/ピアニスト)に加え、新たにKeiji Takeda(カウンターテナーとしても活動するヴァイオリニスト)とMaryse Dumas(フルートやシンギングボウルを奏でるカナダ出身のアンビエントミュージシャン)も参加。計6名のアーティストが参加したことで、ガンクドラム、カリンバ、ピクシーコード、シンセサイザーなどの前作で使用された楽器はもちろん、ヴァイオリン、フルート、シンギングボウルなどの新しい楽器も追加され、多彩なサウンドを聴くことができる。特に新たに加わったKeiji TakedaとMaryse Dumasの2名のミュージシャンによる歌声も今回のアルバム全体に流れる幻想的なサウンドを特徴づける大きな要素になっている。

また、アルバムは前作同様に静かなアンビエントサウンドをベースに構築されているが、1曲目「delay」や5曲目「in gradient」のようにヴァイオリンやフルートなどの旋律楽器が加わることで前作よりもメロディアスな楽曲を収録。加えて、すべての楽曲が月夜をテーマにした即興演奏により制作されており、これまでの作品に比べて最もダークで幻想的な作品に仕上がっている。

ぜひとも薄灯りを灯して静かな環境で聴いていただきたいアンビエントミュージックの名盤。

収録曲

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