サマータイム/沖山 秀子

アルバム

サマータイム

沖山 秀子

2006/12/9リリース

10曲収録

2,241

再生時間:39分11秒 / コーデック:AAC(320Kbps)

ファイルサイズ:92.71 MB

■個性派女優にして、数少ない本物のジャズ・ヴォーカリストの一人、沖山秀子。1981年にビリー・ホリデイのレパートリーを中心に吹き込んだ伝説のアルバム。
熱心な沖山秀子ファンの間で再発売が待たれていた「沖山秀子/サマータイム」がついに復活することになった。1981年にトリオ・レコードからLPで発売され、大きな話題になったアルバムである。
1981年にこのアルバムが発売された時には、六本木のPit inで発売記念の記者会見とミニ・ライブがあり、沖山秀子の讃賛者で強力にバックアップしていた作家の中上健次とライナーノーツを書いたぼくとが出度して、挨拶したのだった。記者会見が終わったあと、ぼくは中上健次と六本木の駅まで歩きながらいろいろジャズの話をしたのを、今でも鮮明に思い出す。このあと、沖山秀子とも2006年まで、歌を聴く機会も、会う機会もまったくなかった。
ところが、その機会がついにめぐってきたのである。
沖山秀子の歌を聴くのも、彼女に会うのもなんと25年ぶりだったが、彼女の歌はさらに深化し、凄みを増していた。迫力なんてものではなく、ど迫力があり、彼女の存在感とパワーに圧倒された。“歌は人なり”だと思うが、まさに人生のどん底と歓喜を体験した者でなければ表現できない歌がそこにあった。~解説より抜粋

解説・岩浪洋三

パーソネル:
沖山秀子/ヴォーカル
渋谷毅/ピアノ
川端民夫/ベース
亀山賢一/ドラムス
宮沢昭/テナー・サックス、フルート
粉川忠範/トロンボーン
中牟礼貞則/ギター
潮先郁男/ギター
ミュージカル・ディレクター:渋谷毅
録音:1981年8月8,9,12日/にっかつスタジオ・センター
エンジニア:大河原克男
オリジナル・リリース:1981年10月25日 トリオ・レコード/PAP-25011

収録曲