■十二単のヴォーカリストであり、日本人初の金髪ロック・ヴォーカリストとしても話題となった藤原 正紀のソロ・アルバムが遂に再発(初CD化)。十二単のアルバムとして制作がスタートしながらも、諸事情によりソロ名義でのリリースとなった本作は、力強い藤原のヴォーカルを中心として、憂いを帯びたツイン・リードを絶妙に散りばめたメロディアスなサウンドを志向。ハードロック・テイストが全面に押し出されたヘヴィな(1)やミディアムの(4)、(5)は、十二単を彷彿とさせるパワフルなナンバー。またポップでキャッチ-ながら哀愁漂うメロディが絶妙にブレンドされた(2)、(3)、(7)、バラードの(6)、(8)など、全編にわたってメロディが際立つ仕上がりで、メロディアス・ハードロックの秀作ともいえる作品。当時のインディーズ・シーンの充実振りをも感じさせる名盤再発です。ボーナストラックとして十二単の未発表ライヴ音源を4曲追加収録。
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