■メンバーが20歳になる前後に制作された曲で構成された本作は、青年から大人へ移行していく期間の不安定な心の揺れ、また何かを失うことへの恐れとその肯定が入り交じっている。
ジャケットは、表題曲である「月君想」の世界観が忠実に描かれており、本曲を紐解くほどジャケットと結びつくようになっている。
カップリングには、多彩な音によってしとしとと降り注ぐ雨や複雑で曖昧な心情を表現した「愁吟」と、アコースティックスタイルでVo. 半澤が語りかけるようにこの世の不条理さとそれでも生きる美しさを歌った「あのねの音」が収録されている。
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