Search + Destroy/Luby Sparks

アルバム

Search + Destroy

Luby Sparks

2022/5/11リリース

10曲収録

1,885

再生時間:43分54秒 / コーデック:AAC(320Kbps)

ファイルサイズ:105.19 MB

■Luby Sparks|2nd Album「Search + Destroy」

Luby Sparks、2018年1月にリリースした「Luby Sparks」から4年3ヶ月ぶりとなる2nd Album「Search + Destroy」が完成。

2018年1月にリリースしたDebut Album「Luby Sparks」は、欧米のギターポップ/シューゲイザーから大きな影響を受けた作品で当時、現役の大学生だったメンバー達がMax Bloom (Yuck) プロデュースの元、全編ロンドンで制作、若さ溢れるインディサウンドを収録した作品となった。同年11月には、初期4AD/ゴスから影響を受けた耽美的なインディサウンド4曲が収められた「(I'm) Lost in Sadness」を発表。2019年には、アンビエントギターやドリームポップの要素を取り入れたシングル「Somewhere」を発表、Cocteau TwinsのRobin Guthrieのリミックスも制作された。2019年末に初の上海でのライブを行い、2020年に大規模な中国ツアーを予定していたがCOVID‑19の感染拡大に伴い、延期後、中止となり、2nd Album「Search + Destroy」の制作をスタートさせた。

前作から4年で劇的な新化を遂げたLuby Sparks。
My Bloody Valentine、Sigur Ros、Black Country, New Road、Rina Sawayamaなどのプロデュース/エンジニアを手掛けるUKのAndy Savoursを共同プロデューサーに迎え、2021年の1年をかけてじっくり制作され、曲作りもメンバー全員で行った。アルバムの1曲目の「Start Again」は、タイトルの通り、Luby Sparksのニューエラを感じさせるポジティヴな空気感を感じさせる楽曲。続く「Depression」は、アルバムの中で一番最初に制作された楽曲で既にライヴでは度々披露されている。エフェクトを使ったヴォーカルにディストーションギター、ドラムマシンを使ったインダストリアル・ゴシックパンクとも言えそうな仕上がりとなっている。「Honey」は、今作を象徴する曲でポップなヴォーカルラインと00年代オルタナポップ/エモ・サウンドを彷彿させる。「Callin' You」は、ミドルテンポのオルタナポップから最後は疾走感のある展開へ変化する。「Crushing」は、マンチェスターサウンドが蘇ったようなダンサブルなグルーヴ/リズムを活かした楽曲で2本のギターが様々な表情を見せる。「Lovebites」は、壮大な幕開けからディレイギター、Erikaのヴォーカルがメランコリックな美しさを感じさせる楽曲。「Don't Own Me」は、Luby Sparksの大きな変化を最も感じさせるバンド史上最もヘビーな曲でグランジの時代を彷彿とさせる印象的なギターリフレイン、グルーヴ重視のリズムパート、シンガロング出来そうなヴォーカルライン、今後のライヴの中心になりそうな楽曲となっている。「Closer」は、今作、唯一のNatsukiがリード・ヴォーカルを務めたスロウなヘヴィーロック、そして「One Last Girl」は、今作からの最初のシングルとなる楽曲でシューゲイザー的なギターと、美しく切ないメロディライン、今までのLuby Sparksのイメージに一番近い曲。作品の最後を飾る「Search + Destroy」は、アルバムのタイトル曲に相応しく、Erikaのヴォーカルを中心としたスタートから、徐々にバンドが一体となった壮大な世界へと誘い、感情を揺さぶれる大作となっている。
マスタリングは、Electric Mastering (UK) のGuy Davie、カヴァーアートは、Debut Album「Luby Sparks」からに引き続き、ブルックリンのアーティストAnnika Whiteによるもの。

収録曲

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