■吉井さつきのファーストアルバム。
レコーディングは彼女が高校留学中にカナダで行われた。
17歳の彼女にとってこのアルバムは、自分の曲をレコーディングして日本に帰国することが叶った、大きな1歩であった。
「TOBIU」や「愛を、あげよう。」は中学時代、彼女が地元の北海道で作詞作曲した曲たちに、本人がピアノ演奏をしている。
爽やかなイントロが印象的なFeelings、鎮魂歌であるPeacefulは彼女が留学中に出会ったケイリー・シズンズが作詞。goodbyeはケイリーに影響を受けた吉井さつきが初めて英語で作詞したものである。Feelingsに至っては、彼女がギターで初めて作曲したものになる。
加えて、彼女が在学していた高校の音楽教師、ショーン・スミスがこのレコーディングに全面協力し、何もかも初めての吉井さつきにアルバム制作の楽しさを教えてくれた。
吉井さつきの高校生までの記憶と挑戦を、あなたの耳のそばで聴いてほしい。