■大きな変化の時となり思いがけず内と向き合うこととなった2020年春、日常や世界の時間が今まで経験したことのないほどゆっくりとした流れに感じました。静かな日々の中、音との対話を続け制作を重ねていきました。聴こえる音の向こう側には無数の聴こえてこない音があり、その漂い重なり合う層のようなものは、人の気配であり生活のノイズであり音楽でもあり”アンビエント”という表現に繋がっていきました。そしてそれらと向き合うことは静かな心を保つ一つの方法でもありました。ゲストに”orbe”としても共に活動するharuka nakamura、baobabやカテリーナ古楽器研究所のボーカリストでもあるmaikaを迎え制作された。デザインは”みどり”のメンバーでもある青木隼人が担当。