メンデルスゾーン & J.S.バッハ: モテット集/サイモン・キャリントン(指揮)/イェール・ヴォクステット/イェール・コレギウム・プレイヤーズ/イェール・スコラ・カントルム

アルバム

メンデルスゾーン & J.S.バッハ: モテット集

サイモン・キャリントン(指揮)/イェール・ヴォクステット/イェール・コレギウム・プレイヤーズ/イェール・スコラ・カントルム

2009/1/1リリース

20曲収録

916

再生時間:65分41秒 / コーデック:AAC(320Kbps)

ファイルサイズ:156.67 MB

■極めて才能ある10代の若き音楽家、メンデルスゾーンが宗教曲を書く際、自らのお手本にしたのは、当時ほとんど忘れ去られてしまっていたJ.S.バッハ、および彼の息子C.P.E.バッハの作品でした。聖母マリアの賛美の歌である輝かしい「マニフィカト ニ長調」は何とメンデルスゾーン13歳の作品。ホルンなどの使い方はバロックの様式をそのまま継承し、J.S.バッハの作品から幾獏かのモティーフを拝借、ちゃっかり自作の中に忍び込ませているところなど、なかなかのやり手です。トラック7に置かれた「弦楽のためのシンフォニア」のフーガは、同じ時期に書かれた彼の全くのオリジナル。半音階を多用したメロディが不可思議な気分を喚起します。1830年に書かれたアヴェ・マリアはすっかりメンデルスゾーンらしさを身につけたもの。後の「エリア」に続く壮麗な作品です。

収録曲