ドビュッシー: 管弦楽作品集 第7集/アレクサンドル・ドワシー(アルト・サクソフォン)/エマニュエル・セイソン(ハープ)/ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)/ポール・メイエ(クラリネット)/フランス国立リヨン管弦楽団/準・メルクル(指揮)

アルバム

ドビュッシー: 管弦楽作品集 第7集

アレクサンドル・ドワシー(アルト・サクソフォン)/エマニュエル・セイソン(ハープ)/ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)/ポール・メイエ(クラリネット)/フランス国立リヨン管弦楽団/準・メルクル(指揮)

2012/1/18リリース

6曲収録

916

再生時間:51分20秒 / コーデック:AAC(320Kbps)

ファイルサイズ:119.13 MB

■準・メルクルによるドビュッシーの管弦楽作品集もこれで第7集となりました。今回は協奏的な作品を中心に収録しています。ドビュッシーは「協奏曲」と名付けた作品は書きませんでしたが、独奏楽器に活躍の場を与えたいくつかの曲を残しています。1890年に書かれたピアノと管弦楽のための「幻想曲」は、彼の友人シャンサレルのための作品。多くの事情で、ドビュッシー自身が出版を認めず、結局彼の死後にようやく初演されたというものです。フランクの「交響変奏曲」やフォーレの「バラード」にも似た嫣然とした響きが見事です。サックスのための狂詩曲は、少々エキゾチックな作品。クラリネットの狂詩曲は、ドビュッシーらしい繊細な音使いで始まる魅力的な曲。サティのジムノペディにも似た「神聖な舞曲」は独奏ハープが活躍します。ティボーデ、ネイエ、ドワシーら、名手を惜しげもなく投入したNAXOSらしからぬ(?)贅沢な1枚です。

収録曲