「全方位ブスの3人で狙うは『エミー賞』!」作詞家・及川眠子×ドラァグクイーンユニット・八方不美人の<嫌われてもつらぬく私たちの生き方>:後編


ディーバユニット『八方不美人』をデビューさせ、ほぼ同時期に新刊『誰かが私をきらいでも』を上梓した作詞家の及川眠子。音楽と書籍、発信する形こそ違えども、そこには及川眠子からの、「生きづらさ」についての回答がある。八方美人にならず、たとえ誰かにきらわれたとしても媚びず、孤高に輝く生き方を選ぶ、その大切さを文字と音で伝えているのだ。SNS界の論客として今もっとも舌鋒鋭く世の中を斬る及川眠子と、マイノリティの世界でひたむきに生き、今年「東京レインボープライド2019」への参加でも話題となった3人のドラァグクイーンに、この時代を生きるための哲学を訊いてみた。

インタビュー前編はコチラ

「及川先生の筋を通される姿勢がTwitter の140文字からビンビン伝わってきて、溜飲が下がります」(ドリアン)


―デビューシングルである「愛なんてジャンク」でも、本気で愛した男に(PVでは、文字通りゴミ捨て場に!)捨てられる女の悲哀が歌われていますが、決して恨み節や攻撃ではないですね。​​​​​​

及川:私もね、「許せないこと」はあっても、個人的に誰かを嫌いになることって、もうなくなってきちゃったの。Twitterをやるようになってから、「あ、この人、きっと私とは合わないから関わらないでおこう」と思ったら、頭のなかから存在を排除できるようになった。だって、どうでもいいもの、そいつ。自分と合わないヤバいやつを避けるのは、以前よりうまくなったかもしれないね。

―及川さんはいつもTwitterで誰かと戦っているイメージがありますが、あれは相手を嫌ってやっているわけではないんですね。

及川:
そうそう。むしろ歯向かってくる若者や、自分とは考え方が違う人たちが好きなんですよ。勉強にもなるし、作詞の幅も広がりますし。本当に「この人、無理!」と思ったら、はじめから関わらない。

ドリアン:Twitterで及川先生が誰かと論戦を繰り広げている様子を見るたびに「すごいな」って思います。筋が曲がったことをおっしゃられない。いまの社会って筋を曲げたほうがうまくいく場合も多いんだけど、曲げない。筋を通される姿勢が140文字からビンビン伝わってきて、溜飲が下がります。それに、アウトプットは尖ってるけど、愛情が深い人だなと感じます。

エスムラルダ:小器用に立ち回らない。言動が首尾一貫していてブレがないので、見ていてときどきハラハラするけど(笑)、「信頼できる方だな」といつも思っています

 

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「昔からずっと及川先生と中崎先生がお書きになった曲のファンだったから、嫉妬しちゃって」(エスムラルダ)


―「八方不美人」の皆さんは、及川さんとはどちらでお知り合いになられたのですか?

エスムラルダ:私は2016年の秋、宮本亜門さん演出の『プリシラ』(https://www.tohostage.com/priscilla/ )というミュージカルの顔合わせの場で、初めてお会いしました。及川先生がこの作品の劇中曲の訳詞を、私が脚本の翻訳を担当していたんです。それがきっかけで飲み友達になり、新宿二丁目のゲイバーへもお連れするようになりました。

及川:ゲイバーって30代前半の頃はよく行ってたんだけど、それ以降は昔の知り合いの生存を確認するために顔を出す程度で、しばらくご無沙汰だったんです。だから、けっこう新鮮だったね。

エスムラルダ:ドリアンと及川先生が知り合ったのは、1年くらい前。あるゲイバーで、作家の中村うさぎさんとドリアンのトークショーが行われ、そこで及川先生がドリアンの歌を聴かれたんです。ちなみにホイみは、そのお店の常連客でした。

ホイみ:私は普段はサラリーマンなので、化粧をしていない状態で、スーツ姿でバンバン行っていたお店なんです。

ドリアン:そうやって、次第にみんな仲よくなっていったんですよね。特に恋バナで盛りあがって(笑)。

エスムラルダ:及川先生の恋愛経験は本当にすごいですから……。

 

「昔からずっと及川先生と中崎先生がお書きになった曲のファンだったから、嫉妬しちゃって」(1).jpg

 

―及川さんはドリアンさんの歌を初めてお聴きになって、どのように感じられましたか?

及川:
聴いてすぐに「オリジナル曲を歌わせたい」と思いましたね。私と中崎(英也)さんとふたりで、誰に歌ってもらうかまでは決めていない歌を何曲か作っていたんです。「機会があったら、誰かに歌わせたいね」って。そのストックのうちの一曲が1st.アルバムにも収録している「流砂の恋」。ドリアンのイメージにピッタリだなと思って。それで「あの歌、あなたにあげるわ」って話になったんです。

ドリアン:そのお話をいただいたときは「本当!? 嬉しい~! ありがとうございますぅ~」って、もー、身悶えしましたよ。​​​​​​​

エスムラルダ:だって信じられないですよ。あの及川先生と中崎先生が作った作品をいただけるなんて。お二人とも、数々のヒット曲を手がけられたレジェンドですからね。​​​​​​​私なんて昔からずっと及川先生と中崎先生がお書きになった曲のファンだったから、嫉妬しちゃって(笑)!

ドリアン:そして実際にその「流砂の恋」を聴かせていただいて、「本当に私にピッタリ!」と思いました。こんな奇跡ってあるんだな~って、不思議な気持ちでしたね。そして、ドラァグクイーン界隈でも、かなりウワサになったんです。「あんた、幸せすぎでしょ~」って。

及川:そのように、はじめは「ドリアンをソロデビューさせよう」って企画だったんです。けれど、どんどん盛り上がってきて、話は大きくなり、「じゃあ、せっかくならトリオでいこうか」って動きになってきたのよね。

 

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エスムラルダ:及川先生がどんどん外堀を埋められてしまって(笑)。はじめは酒の席での軽口だったのに、及川先生もあとにひけなくなって。​​​​​​​

及川:そうそう。それで、「じゃあ、3人のために詞を書きおろすわ。曲は中崎さんに書いてもらうから」って私が勝手に決めちゃった(笑)。中崎さんとは30年以上のつきあいですし、サウンド面はやっぱり信頼できますからね。そうして半年後にはメジャーデビューしちゃったんだから、展開は早いですね。

 

「3人とも『華と毒』があるの。華と毒がある子じゃないと、曲って売れないんです」(及川眠子)


―及川さんが「この3人でやってみよう」と思われたのは、どうしてですか。

及川:
3人とも「華と毒」があるの。華と毒がある子じゃないと、曲って売れないんです。本人に華や毒がない子の場合は歌詞でそれを補うんだけど、それはたいへんなの。無理やりだから。この3人だと、もともと華も毒もあるから、詞が書きやすいんです。​​​​​​​

―キャラクターがお三方とも際立ってますね。いいトライアングルを形成していると感じます。​​​​​​​

及川:
本当に三者三様で、みんなおもしろいの。エスムラルダさんは46歳で、ドリアンが34歳、ホイみは32歳。見事に年齢に応じて長女、次女、三女キャラなの。長女のエスムラルダさんが仕切って、次女のドリアンが上にも下にも気を遣う。そしてホイみは天衣無縫よね。​​​​​​​

ドリアン:ホイみもホイみなりに気は遣ってるようなんだけれど、遣い方がヘンなの。いまだに性格がよくわかんない(笑)。​​​​​​​

 

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―そんなキャラクターがばらばらな3人がゴミ捨て場に放置されているCDジャケットも最高でした。

及川:
これ、ガチでゴミ捨て場なのよね。​​​​​​​

ドリアン:及川先生が「あんたたち、ゴミ箱に捨てられていたら、おもしろいんじゃない?」と無茶なことを言いだして。​​​​​​​

エスムラルダ:みんなで絵になるゴミ捨て場を探して、街をさまよったわよね。​​​​​​​

―及川さんは以前に手がけられていた女子ユニット「Cool As Ice」のCDジャケットもゴミ捨て場で撮影されていましたが、プロデュースするときはゴミ捨て場で撮るって決めているのですか?

及川:
んなわけないでしょ! 大地真央さんをゴミ捨て場で撮影したらえらいことだよ。​​​​​​​

 

「最初はみんな、それぞれにクセがあって。『あ、これ、まとまんないかも……』と、けっこう焦りました」(ちあきホイみ)


―3人で歌うオリジナル曲を書いてもらう運びになって、正直どのように思われましたか。

ドリアン:
天にも昇るような気持ち。みんなノリノリでしたね。私たちは、もともと「いつか歌い手になりたい」と夢をみていた人間ばかりの集まりなので。​​​​​​​

エスムラルダ:私は、ドリアンとホイみの歌のうまさに、あらためて圧倒されました。安定感があるし、フェイクやハモリも軽々とこなしちゃうんですよね。最初のうちは「私、ここに混じっていいのかしら」と不安になったりもしたんですが、ふたりと一緒に歌っているうちに、引きずられて、どんどん声が出るようになってきたので、すごく感謝しているし、「一緒に歌えて良かった」と思っています。​​​​​​​​​​​​​​

ホイみ:私も最初は不安になりました。これまでひとりでしか歌ってこなかったから。昨年11月くらいに初めて全員でスタジオに入って、同じ音をロングトーンで歌ったときも、最初はみんな「ちょっと高め」「ちょっと低め」って、それぞれにクセがあって。「あ、これ、まとまんないかも……」と、けっこう焦りました。

ドリアン:私も思った、思った! 同じ音で歌っていてもそれぞれ、うわずったり、下にぶらさがったりする癖があったのよね。

ホイみ:ライブの本番を重ねているうちに、「ちょっと自分は低めに歌ったほうが合う」とか、次第にみんながわかってきて、すり寄せて、最近はばらつき感がないです。

ドリアン:特にエスムラルダさんはうまくなったわよね。半年前に較べたら、声の出方がぜんぜん違うの。

及川:ホイみも、ずいぶんうまくなったんだよ。それまで感情を出しすぎるきらいがあったからね。抑えられるようになったよね。

 

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ホイみ:昨日も新曲のカラオケ音源で歌ってみたんですが、「“夜の女感”を出しすぎない方がいい。いろんな人が聴いているし、聴く人たちの背景にはさまざまなドラマがあるのだから、歌う側はもっと抑えたほうがいい」とアドバイスをしてくださって。以前のように自分ひとりだけで歌っていると、そういう点は気がつかないんです。及川先生はいつも「曲が誰に届くか」を考えて詞を書かれているんだなと改めて実感しました。

及川:そういう私も、実は個人的な感情で詞を書く場合も多いんですけどね。特定の好きな人に向けて告白するつもりで書いた日もあるし、『あいつ、呪い殺してやる!』と思って書いたこともあるし(笑)。

 

「中崎先生から『ドラァグクイーンとしてのキャリア、ずいぶんあるんでしょう?』って言われて、逃げられなくなって」(ドリアン・ロロブリジーダ)


―振り付けは、どなたが担当されたんですか?

ドリアン:
振り付けは、はじめは自分たちで考えてやったんです。中崎先生から「ドラァグクイーンとしてのキャリア、ずいぶんあるんでしょう?」って言われて、逃げられなくなって(笑)。​​​​​​​

 

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インタビューに同行した作曲家/アレンジャーの中崎英也。代表曲は、浅香唯「Believe Again」、アン・ルイス「WOMAN」、小柳ゆき「あなたのキスを数えましょう 〜You were mine〜」、原田知世「早春物語」、BaBe「I Don't Know!」など

 

エスムラルダ:スタジオを借りて自分たちで考えながらやってみて、わかったんです。「私たちに、振付の才能はない」と(苦笑)。それで急きょ、地下アイドルの振り付けをやっている方にお願いしました。

―初めてタワーレコードでインストアトークショー&ライブをされたときは、どのように感じましたか?

エスムラルダ:
「まさか自分たちが……」と感無量でしたね。これまでいろんな場所でショーをやってきたけれど、タワーレコードのステージに自分が立つ日が来るとは想像していませんでした。​​​​​​​

ホイみ:満員で、びっくりしました。250人以上のお客さんに観に来ていただいて。最前列の人たちは、うちわまで作ってくださって。​​​​​​​

ドリアン:さらに女性のお客さんが多い様子に驚きました。だって、7割が女性だったんです。みんな及川先生が発信したTwitterでの告知で知って来てくださったそうで、改めて及川眠子という人の影響力のすごさがわかりました。

エスムラルダ:女性のお客さんの中には「ドラァグクイーンを生で観たのは初めて」という方もいました。ただ、最近、ドラァグクイーンに関心をいだく女性はすごく多いし、以前に比べてさらに増えたのを感じます。​​​​​​​​​​​​​​

及川:もちろん、八方不美人が目当てのお客さんだけじゃないのよ。見た目が派手でしょ。通りすがりで「あれなに?」「なんだ、あいつら?」と気になってご覧になった方もきっといると思うの。この人たちには人の目を集めるチカラがありますから。それにトークがおもしろくて、一度惹きつけたら虜にしちゃうのが、この人たちの強みよね。私の友達も、一度観たら、それからもう中毒になったもの。

 

「公園でメイクをしていてホームレスのおじさんに『たいへんだね』って励まされたり。どぶ板営業はいくらでもしてきましたから」(エスムラルダ)


―ドラァグクイーンのショーには、途中で衣装やヘアスタイルを変える「お着替え」がつきものですが、インストアライブのようにステージに袖がない場合はどうされるのですか?

ドリアン:
それはもう、衝立(ついたて)まで全力で走っていって、裏ですばやく着替えます。​​​​​​​

エスムラルダ:そのへんはお任せください。臨機応変に、どんな場所にでも対応します。これまでも、あらゆる場所でショーをしてきました。楽屋がなくてビルの階段の踊り場で着替えたり、公園でメイクをしていてホームレスのおじさんに「たいへんだね」って励まされたり。しょっぱい思いたくさんしてきましたから(笑)。​​​​​​​

ドリアン:ドラァグクイーン歴25年は伊達じゃないわよね。​​​​​​​

―キャリア25年!? ちなみに、ドラァグクイーンであることは、周り​​​​​​​の方はご存じなのですか。​​​​​​​

エスムラルダ:
父と親戚以外は、ほぼみんな知っています。あと、FacebookのAIが優秀すぎて、ドラァグクイーン姿の写真にも勝手に本名をタグづけしてしまうので、最近、いとこや昔の友だちにもどんどん知られています(笑)。​​​​​​​​​​​​​​

ドリアン:私は3年前にカミングアウトしました。それまでは、言えなかったかな……。​​​​​​​

―ホイみさんはサラリーマンをしながらの活動とのことですが、うまく両立できているのですか?​​​​​​​

ホイみ:
今のところは、まだ大丈夫。ただ、そろそろ有休がなくなっちゃう(笑)。なのでライブがある日はできるだけ会社を休まず、ものすごく朝早くに出社して、夕方に抜けるようにしています。フレックス制で、かつ上司が理解がある方なので、やれているという状況です。​​​​​​​

―八方不美人の活動は上司にも伝えておられるのですね。​​​​​​​

ホイみ:
もちろんです。上司が元ドラマーで、しかもかなりうまくて有名な方で、音楽活動をちゃんと評価してくれているんです。他の社員の方も応援してくれています。CDのリリースイベントも会社の同僚がたくさん観に来てくれたんですよ。​​​​​​​

ドリアン:いい会社よね~。​​​​​​​

ホイみ:その代わり、私も会社のパーティで歌いますから、持ちつ持たれつで。​​​​​​​

エスムラルダ:それのどこが持ちつ持たれつなのよ(笑)。​​​​​​​

 

「将来的に狙うのは、3人でドラマに出演して『エミー賞』!」(八方不美人)

「将来的に狙うのは、3人でドラマに出演して『エミー賞』!」(1).jpg

 

―いやもう、売れる態勢バッチリじゃないですか。やはり狙うのは、Winkのようにレコード大賞ですか。

及川:
それがね、みんな違うの。日本の賞じゃないのよ。​​​​​​​

ホイみ​​​​​​​狙うのは、日本を飛び越えて「グラミー賞」。​​​​​​​

ドリアン:私は、歌いながら演じるということで「トニー賞」。​​​​​​​

エスムラルダ​​​​​​​私は「アカデミー賞」。​​​​​​​

八方不美人:そして3人でドラマに出演して「エミー賞」。​​​​​​​

ドリアン:そんな、グランドスラムを狙いたいわ。​​​​​​​

エスムラルダ:あ、でも、いただける賞はなんでもいただきます(笑)。どうぞ、よろしくお願いします。​​​​​​​

 


【Profile】

及川眠子(おいかわ ねこ)

作詞家。1960年生まれ。和歌山県出身。
1985年三菱ミニカ・マスコットソング・コンテスト最優秀賞作品、和田加奈子『パッシング・スルー』でデビュー。Wink『愛が止まらない -Turn It Into Love-』『淋しい熱帯魚』(第31 回日本レコード大賞受賞)、やしきたかじん『東京』、『新世紀エヴァンゲリオン』主題歌・高橋洋子『残酷な天使のテーゼ』(2011年JASRAC賞金賞受賞)『魂のルフラン』、CoCo『はんぶん不思議』等ヒット曲多数。
歌い手に提供する作詞の他に映画やミュージカルの訳詞、舞台の構成、CMソング、アーティストのプロデュース、エッセイやコラム等の執筆、講演活動なども行っている。著書に『破婚〜18歳年下のトルコ人亭主と過ごした13年間』(新潮社)、『夢の印税生活者〜作詞家になって年収を200 倍にする!!』(講談社)、『ネコの手も貸したい〜及川眠子流作詞術』(リットーミュージック)などがある。

また今年、8月31日の東京公演を皮切りに、福岡、名古屋、大阪、再度東京で上演される注目のミュージカル『ヘドヴィグ・アンド・アングリーインチ
<主演:浦井健治、アヴちゃん(女王蜂)>の訳詞も手がけている。

https://www.hedwig2019.jp/
 

誰かが私をきらいでも.jpg

新著『誰かが私をきらいでも』(KKベストセラーズ)
¥1,512(税込) 
http://www.kk-bestsellers.com/ud/books/5c3daf7e776561441d020000

●公式サイト
http://www.oikawaneko.com/

●Twitter
https://twitter.com/oikawaneko

 


八方不美人(はっぽうふびじん)

新宿二丁目を拠点に活動してきたドラァグクイーン(女装パフォーマー)のエスムラルダ、ドリアン・ロロブリジーダ、ちあきホイみの3人によるディーバユニット。7月頃にセカンドアルバムのリリース、また間もなくファンクラブの設立も控えている。

【Twitter】
●八方不美人
https://twitter.com/HappoFuBijin

●エスムラルダ
https://twitter.com/esmralda001

●ドリアン・ロロブリジーダ
https://twitter.com/masaki_durian

●ちあきホイみ
https://twitter.com/chiaki_whit_mi

【Release】
八方不美人 『愛なんてジャンク!』

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作詞家の及川眠子と、浅香唯「Believe Again」、アン・ルイス「WOMAN」、小柳ゆき「あなたのキスを数えましょう 〜You were mine〜」、原田知世「早春物語」、BaBe「I Don't Know!」などを手がけてきた作曲家/アレンジャーの中崎英也の両名プロデュースによる4曲入りデビューアルバム。ダンスチューンからバラードまで、華と毒が織りなす倒錯の世界へと聴く者を引きずり込む。

価格:¥1,620(税込)
レーベル:八方不美人
mysoundで試聴


【Live】
インストアイベント
日時:5月26日(日)
場所:タワーレコード名古屋パルコ店 西館1階イベントスペース
開演18:00
入場無料(タワーレコード名古屋店でCDお買い上げの方はチェキ会参加特典あり)
問:タワーレコード名古屋パルコ店 052-264-8545
https://tower.jp/store/event/2019/05/015006happouhubijin


Text:吉村智樹
Photo:グレート・ザ・歌舞伎町
Edit:仲田舞衣