■その日のよしファーは朝からついてなかった。齢16歳で繰り返すおねしょ、そんな息子にママが吐き捨てる軽蔑の言葉、兄など存在しないかのように振る舞う妹。
さらに玄関から外に出る一歩目で足を挫き、空を見上げると鳥糞が目にジャストミート。ため息を吐き、足を引きずり、下を向いて歩いていると突如路上に『Make A Noise 』の落書きが。それを見た瞬間、よしファーの脳裏に突然浮かんだ謎のメロディらしきものたち。
それらを丁寧に燻し、低温熟成させて、緻密な加工を何度も加えて今回見事にコンパイル。
Yoshi Farの、心の曇りが木霊する燻んだ夢幻回廊から君は抜け出せるか。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16