March / Wallow/SWIM SWEET UNDER SHALLOW

アルバム

March / Wallow

SWIM SWEET UNDER SHALLOW

2021/6/30リリース

2曲収録

305

再生時間:10分00秒 / コーデック:AAC(320Kbps)

ファイルサイズ:23.50 MB

■男女ツインボーカル2人組バンド、SWIM SWEET UNDER SHALLOWの2曲入り両A面シングルです。
2020年10月にリリースした「Round Circle」以来、8ヶ月ぶりの新曲となります。
今年は1stアルバムリリースからちょうど10年の節目にあたりますが、10周年を自ら祝うかのようなSSUSらしさ全開の2曲が収録されています。

「March」はバンドの明るくとっつき易い側面を表し、男女ツインボーカルで目まぐるしく展開していくポップソングです。
5分を超える曲ですが、その長さを感じさせない引き締まったアレンジで軽快に聞かせてくれます。
「つま先を痛めるほど背伸びして遠くを見てた」
「輝くはこの足元 なだらかな日々の道だ」
というバンド活動初期から現在まで歩んできた道のりを振り返りつつ、今を肯定するような一節まで時間の流れを感じさせてくれる歌詞も聞きどころです。
エンディングでは「のっしのっしと歩くのだ!」と今後も力強く進んでいく様を、2人の合唱で力強く響かせています。
「のっしのっし」という表現は10年前の1stアルバム「elephantic」以降バンドのシンボルマークにしているゾウさんからも着想しています。

「Wallow」は「March」から一転して重く、気怠い雰囲気の漂う曲です。
メンバーが影響を受けてきたシューゲイザーやグランジといったジャンルにも通じるギターサウンドで、タイトルの通り沈み込んでいくような印象を受けます。
随所に織り込まれるコーラスワークや大胆な音の抜き差しで、繰り返されるコード進行の中でも退屈さを感じさせない仕上がりになっています。
これまで80曲ほどのリリースを重ねてきたSSUSですが、タナカの曲をヨシダがメインボーカルで1曲歌い切るのは初めてです。
幻想的で捉え所のない、しかしグループの立ち位置を歌っているような歌詞も聞きどころの一つです。

2曲とも作詞作曲から録音、ミックス作業までメンバー2人のみで完結しています。
10周年なのでゲストを招いて…となりそうな今回のリリースですが、そうはならず今までと地続きな制作手法を採ったところもSSUSらしさだと思います。
ジャケットは少しお祝いムードのある、フラッグがはためくアートを採用しました。

収録曲

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