■寒い冬から若葉が芽吹く春へ移る高揚感と共に聴きたいジャズピアノ平安時代に活躍した清少納言は、その代表的な著作である『枕草子』の中で「春はあけぼの」といっている。これは、春は夜明けが一番魅力的で、日が昇るにつれて明るくなって、紫がかっている雲が見える様子の良さを説いたものだ。いわゆる「ドーンパープル」の日本語版みたいな形だが、春にはそのような高揚感がある。寒い冬からどんどん気温も上がり、植物が成長し、動物の活動も活発化する。新たな出会いがあり、日常生活のリスタートとなる。今作『春カフェピアノ』は、そんな春の高揚感をイメージして制作された、カフェ用のジャズピアノコレクション。聴いているだけで胸が高鳴るのは、春そのものといえよう。
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