■アイビーカラーが奏でる春曲第2章。結成初期から演奏し続けてきた「春風」ストリングスと鍵盤のサウンドが春の訪れを静かに奏で、どこか懐かしい90年代のJ-POPサウンドと君と僕との間に潜む純朴な愛をそっと歌い上げ表現し、もう戻ることができないあの頃に立ち返ることができる。対してイントロから攻め一辺倒の鍵盤リフが印象的な「L」これまでのアイビーカラーが提示してきた純朴さが溢れる楽曲やM-1春風に対して対極的な女性目線の生々しい歌詞、ダークかつアッパーなサウンド。もう戻ることができないあの頃ではなく、もう振り返りたくない後悔を抉っていく。アイビーカラーが放つ春曲第2章は対極的でありながらも「好き」という二文字を胸に秘めたまま大人になってしまった「みんなのうた」です。