ビクターロック祭り2015

ビクターロック祭り2015

木村カエラ、斉藤和義ほか豪華アーティストが集結する「ビクターロック祭り2015」が今年も開催!!出演アーティストを今すぐチェックしよう☆




木村カエラ

斉藤和義

スガ シカオ

Dragon Ash

ハナレグミ

KEYTALK

キュウソネコカミ

レキシ

ライブレポート


第2回目を迎えた「ビクターロック祭り」が大盛況で終了!祭りと題したイベントらしく和太鼓、三味線と和楽器を前面にフィーチャーして幕が上がる。オープニングアクトとしてサプライズで登場したのは、なんと演歌歌手の長山洋子。「じょんから女節」をロック風の出で立ちでクールにきめた。


トップバッターはレキシ。集まった大勢の観客に大歓声で迎えられ、'盛り上がりすぎだろ'のMCから始まった。「年貢 for you」をはじめとして、歴史にまつわる用語と人物が散りばめられた異質な歌詞だが異様に盛り上がる。レキシ曰く'どうかしてるよ'。成熟した演奏と遊び 心を備えた、楽しい大人のロックを見せた。


2番手は、出演最年少バンドのKEYTALK。'踊れますよね?'のMCに象徴される、若さに溢れる、踊るロック。新曲の「FLAVOR FLAVOR」等、駆け抜けるように全8曲を演奏した。


ギター1本で「Progress」を歌い始めるところからスガ シカオのアクトがスタート。ホーンセクションも加えた後、代名詞ともいえるファンクの世界を作り出した。スガ シカオは観客に対して'少しは俺たちのファンキーが伝わったか!?'と問いかけた。


穏やかに美しい風景を見せてくれるハナレグミ。「光と影」「明日天気になれ」等、優しく包まれるような感覚が気持ちいい。'いつも音楽を好きでいて下さってありがとう'とお客さんへの感謝も忘れなかった。


ド派手で迫力のある暴れるロックサウンドを響かせたのはキュウソネコカミ。激しく、熱いパフォーマンスを見せた。「ファントムヴァイブレーション」の 'スマホはもはや俺の臓器'を始めインパクトのある歌詞も特徴。ベースボーカルのヤマサキが幕張の客席にダイブする一幕もあった。


この日の紅一点、白と黒のワンピース姿の木村カエラはのびのある元気な声で「リルラ リルハ」からステージスタート。'音楽はのっちゃえばこっちのもんだから'とロック祭りということで揃えてきた激しめの曲を体いっぱいに表現した。最後は、'幸せになる曲'「Butterfly」を歌い上げた。


重厚なサウンドを響かせて始まったのは斉藤和義。「やさしくなりたい」「ずっと好きだった」と冒頭からヒット曲を連発。MCで「サザンオールスターズです。」と名乗るジョークを挟みつつ、最後は「歩いて帰ろう」でノリよく会場全体を盛り上げた。


Dragon Ashは、唯一の2年連続「ビクターロック祭り」出場者。Kjをはじめメンバー全員の立ち振る舞いがステージで絵になるカッコ良さ。「The Live」では、ベースのKenKen(Rize)が深く激しく刻み込むカッティングベースでお客さんを圧倒し、最後は「Lily」を歌い上げ、持ち前のカリスマ性で会場を一体感に包んでいた。


トリは登場と共に女性ファンからの大きな黄色い歓声が上がった星野源。アコースティックに「くせのうた」からスタートした。歌詞を噛み締めるように歌われた「くだらないの中に」では、じっくりと聴き入るお客さんが多数。本編のラスト「夢の外へ」後に行われたアンコールでは、サングラスに長髪、タキシードに蝶ネクタイで登場し、布施明ならぬ"ニセ明"に扮して「君は薔薇より美しい」を熱唱した。「これからも星野源、ビクターをよろしくお願いします」と挨拶し、「Crazy Crazy」で「ビクターロック祭り」の最後を締めくくった。会場内は至る所に桜の木や提灯が飾られ、終始お花見気分に包まれたロックイベントとなった。


写真:「Photo by Rui Hashimoto / Azusa Takada[SOUND SHOOTER]」

イベント情報

出演者:KEYTALK、木村カエラ、キュウソネコカミ、斉藤和義、スガ シカオ、Dragon Ash、ハナレグミ、星野源、レキシ
開催日:2015年3月14日(土)
場所:幕張メッセ国際展示場 9、10、11
チケット料金:前売¥9,180 / 当日¥9,670
チケット発売:一般発売 2015年2月14日(土)

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