次世代ラップグループJBHFCが女子目線で選曲!?オフのOLに聴いてほしい9曲

次世代ラップグループJBHFCが女子目線で選曲!?オフのOLに聴いてほしい9曲
mysoundイチ押しのアーティストにテーマに合わせた楽曲をピックアップしてもらい、その曲にまつわるエピソードから本質を掘り下げていくプレイリスト企画。今回はキャラ立ち4MCのマイクリレーが楽しいラップ集団、JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB(ジャバザハットフットボールクラブ:以下、JBHFC)の登場です。今年発表の2作目『OFF THE WALL』では4マイクがよりスムーズに連動した音楽性を手にしていたことも記憶に新しい彼らの選曲テーマは、「華の金曜日は・・・ネイルをオフにして聴きたい、ちょっと贅沢プライムタイムにぴったりのゆるふわプレイリスト」。BAOBAB MCを除くNOLOV、ROVIN、ASHTRAYによる、冗談なのか本気なのか分からないJBHFCワールドをご堪能あれ!

ASHTRAY、ROVIN、NOLOVの3人
L→R : ASHTRAY , ROVIN , NOLOV

NOLOV“「この曲を超えないと」という指標ができた”


―みなさんは小さい頃や学生時代、好きな曲でプレイリストを作ったりしていましたか?

全員:
(口々に)やってました!

ROVIN:まだMDの時代だったよね。

NOLOV:甘酸っぱいやついく?(笑)。

ROVIN:俺一個あるわ(笑)。中学3年の頃に彼女がいたんですけど、「お気に入りの曲を集めたからあげるよ」と渡されて聴いてみたら、全部トランスだった。

NOLOV&ASHTRAY:はははは!

ASHTRAY:俺は当時好きな女の子がプレーヤーしかもっていなかったんで、「じゃあうちのコンポで録ってきてあげるよ」と言って、CDを借りて渡したんですけど、そのとき雑誌か何かで「好きな女の子を落とすには匂いから入れ」みたいな記事を読んで、香水をめっちゃかけて渡して(笑)。「いい匂いがするね……」って言われたことがあります。

NOLOV:(笑)。俺の場合、小さい頃に母親の間で(最新のシングルを集めた)CD-Rを作って渡す、というのが流行ってたんですよ。うちの母親はそれをもらう側で、クルマで聴いていたらEgo-Wrappinの“くちばしにチェリー”がかかって、「この曲やべえな!」と思ったのは覚えてますね。(iTunesなどで作成できる)手作りの真っ茶色のジャケットがついてた……。

ROVIN:時代だね(笑)。

―メンバー間で音楽を教え合ったり、交換したりすることはありますか?

NOLOV:
ありますよ。今はストリーミング・サービスもあるんで「こういうの聴いてみれば?」という感じで色々と情報を交換し合います。

ROVIN:クルマでの移動中も、助手席にいるメンバーが選曲したりするんですよ。

―『OFF THE WALL』を聴かせてもらうと、マイクリレーがこれまで以上にスムーズですよね。それもみなさんがお互いのことをより理解したからなのかな、と思いました。

ASHTRAY:
照れるなぁ。

ROVIN:セカンドはまさに、それを意識して作りました。ファーストは「ドン!」「ドン!」とそれぞれのパートが入っていましたけど、作り終わったあとに「それがあまりよくなかったな」と思ったんですよ。

NOLOV:最終的に「言わなくても聴いてくれたら分かる」ものにはしたかったんですけど、聴いてもらえるものを作るために、ちゃんと頭は使いました。

ASHTRAY:今回のアルバムは、「STAYGOLD, LIFE GOES ON」の存在がでかかったよね。

NOLOV:そうそう。割と最初の方にできた曲なんですけど、「この曲を超えないと」という指標ができたというか。あと、俺は「BIG WHEEL」も好きですね。

―今回の選曲テーマは「華の金曜日は……ネイルをオフにして聴きたい、ちょっと贅沢プライムタイムにぴったりのゆるふわプレイリスト」ですが「BIG WHEEL」はセカンドの中でもこのテーマに一番合う曲かもしれませんね。アーバンな雰囲気があるので。

NOLOV:
ああ、そうかもしれないですね。今回はOLにオフのときに聴いてもらいたい曲を集めてみました(笑)。BAOBABが「これがいいんじゃない?」って出してきたんですけど、絶対選ばれない前提でボケとして提出したら企画が通っちゃった。

ASHTRAY:しかも、一番やりたかったはずの本人が来れないっていう(笑)。

ASHTRAY “上京してきた子にとっての東京ってこんな感じなのかもなって”


―めちゃくちゃ楽しいテーマだと思いますよ(笑)。ここからは選んでもらった曲について、選曲した理由やその曲に感じる魅力、その曲との思い出を聞かせてください。まずはASHTRAYさんから。1曲目はPUSHIMの「STRONG WOMAN」です。

ASHTRAY:
この人は強い女性のイメージがあると思うんですよ。そんな人がすごくメロウなトラックで歌ってるのは、「もし俺が女の子だったら聴いてて気持ちいいんだろうな」と思って。あと、PUSHIMは自分が初めてレゲエを聴いた入口だったかもしれないです。

NOLOV:(飲み屋ののれんをくぐるジェスチャーをして)「今日レゲエやってる?」ってね。

ASHTRAY:そうそう、レゲエののれんをくぐったらPUSHIMがいた(笑)。

ROVIN:(注文風に)「じゃあとりあえず……“STRONG WOMAN”ください“」って。

NOLOV:ソルティードッグみたいに言うなよ(笑)。

  • ―(笑)。ASHTRAYさんは、プライムタイムの女の子になりきって選曲している雰囲気ですね。

    ASHTRAY:
    他の2曲もそんな感じでセレクトしました(笑)。2曲目は東京スカパラダイスオーケストラ。初めてCDを買ったのがスカパラの「銀河」で、そこからずっと好きで聴いていて。この曲は幻想的ですけど、歌詞では本質的なことを言っているし、しかもちょっとダメ男っぽいんですよね。俺も若干ダメ男なんですけど(笑)、そういう男に引っかからないでほしいという気持ちも込めて選びました。金曜日の夜に女の子がヘアバンドで全部髪を上げて、ベッドに寄り掛かって膝を抱えながら聴いてるイメージです。

    ―上京してきたばかりの女の子の東京っぽい気がします(笑)。

    ASHTRAY:
    確かに(笑)。3曲目の“東京近郊路線図”はまさにそんな曲。僕は東京生まれ東京育ちなんで分からないですけど、上京してきた子にとっての東京ってこんな感じなのかもなって。Sugar’s Campaignのプロデュースで、どちゃくそメロウで、「アーバン」としかいい表わせないですよね。ずっちーなー(『東京ラブストーリー』の織田裕二のセリフ)」。

ROVIN “曲として好きでずっと聴いてますね”


―次はROVINさん。1曲目は韓国のYGエンターテインメントの人気アーティストのコラボ曲です。

ROVIN:
この曲は、インスタでたまたま見つけて「かっこいいな!」と思った曲。韓国だとHYUKOHも好きですけど、この人たちはもっとK-POPで、エンターテイナーとしての基礎体力がハンパじゃない。割とアゲアゲの曲ですけど、「オフだけどオンにしたいとき」に自分もよく聴きますね。次の「悲しい色やね」と「このまま君だけを奪い去りたい」も、自分がオフのときに聴く曲。中でも「悲しい色やね」は、特に思い入れがあるわけではないんですけど、曲として好きでずっと聴いてますね。もう10年ぐらい。

  • ASHTRAY:それはもう・・・。

    NOLOV:思い入れやね(笑)。

    ―最後はNOLOVさんの3曲。1曲目は韻シストのBASIの最新作の曲「花束」です。

    NOLOV:
    BASIの新作は本当によくて、中でも「花束」は抜群です。女の子も好きそうなラブソング中のラブソング。「これ聴いて、好きな男にLINEしようよ」と思って選びました。一方で、KICK THE CAN CREW「KICKオフ(DJ TATSUTA remix)」は、『sayonara sayonara』に入っているリミックスで、トロピカルハウスが流行った今のシーンにもハマると思うんですよ。内容もKICKの3人のオフがテーマですね。
    • 花束/BASI

      シングル

      205

      花束
      BASI

  • ―KICK THE CAN CREWと言えば、復活シングルの「千%」も聴きました?

    NOLOV:
    聴きました!自分たちのライブが終わって、打ち上げに向かう途中で新曲が上がってるぞ!と。でもまずは我慢して、打ち上げが終わってからみんなで聴きました。感動しましたね。MVもデビュー曲の「スーパーオリジナル」を踏襲していて。

    ―リリックにも過去の色んなワードが盛り込まれていました。

    NOLOV:
    「KICKはずっとかっこよかったからな!俺らはずっと聞いてたからな!待ってたから!まじ最高!好き!」と思いました。最後のフィッシュマンズは、「あと10年経ったら、なんでもできそうな気がするって/でもやっぱりそんなのウソさ/やっぱり何もできないよ」という歌詞が好きな曲。

  • ―今回それぞれに選んでもらったプレイリストを、他のメンバーが見た感想は?

    NOLOV:
    らしさMAXだと思います(笑)。ASHTRAYの選曲はまさにそうだし、ROVINの選曲もいつもカラオケで歌ってるような曲ばかりなので。

    ―7月23日にはツアーのエクストラ・ラウンドとしてイベント<NEW VACANT STORE>の開催が決定しています。当日はどんなライブになりそうですか?

    NOLOV:
    23日の<NEW VACANT STORE>(過去にNXNGが開催していたパーティ)はこれまでも色んなメンツと一緒にやってきたイベントの名前でもあって、このイベントだけのために連絡を取るやつらはいないし、好きなやつらばかりを集めたので、楽しいものになると思いますよ。俺らも最後はめちゃくちゃ酔っぱらってると思います!

    イベント<NEW VACANT STORE>の開催を控えているJABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB(BAOBAB MCを除く)

ORIGINAL PLAYLIST

華の金曜日は・・・ネイルをオフにして聴きたい、ちょっと贅沢プライムタイムにぴったりのゆるふわプレイリスト

ASHTRAY

NEW RELEASE

『OFF THE WALL』
JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB
2017.03.15(水)Release
OMKCD-0011 / OMAKE CLUB/ ¥1,200(tax incl.)
    • OFF THE WALL/JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB

      アルバム

      1,080

      OFF THE WALL
      JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB

PROFILE

2014年結成。 遥か彼方の銀河系で...ROVIN、ASHTRAY、BAOBAB MC、NOLOVのキャラ立ち4本マイクからなるジャバザハッとさせちゃうようなクルー。今日もどこかで、わるふざけ。

JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB アーティストページ

LIVE

■NEW VACANT STORE
日程:2017年07月23日(日)
会場:渋谷O-nest
時間:OPEN 17:00/START 17:00
料金:DOOR ¥2,500

詳細はオフィシャルサイトで


Interview&Text:杉山仁
Photo:山口 真由子

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