【後編】音楽ライター、あたそによるフジロック予習!~初出場アーティストをチェックせよ~

フジロック初出場アーティストをチェック
さて、セットリストも後半戦! <フジロックフェスティバル(以降、フジロック)>の後半と言えば、体力の消費が気になるところです。フジロックの特徴として、朝から深夜まで、必ずどこかで音楽が鳴っていて、休む暇が全くないことが挙げられるでしょう。音楽に夢中になり過ぎず、水分補給と休憩はしっかり取りたいところですね。
そして、観たい・聴きたいアーティストが多く、タイムテーブルが被っているなかで厳選しなければならないのも、楽しいけれど悲しい面でもあります。今回紹介する初出演のアーティスト達をチェックしてしまうと、もっと悩ましい結果になってしまうかも……? 当日のタイムテーブルを妄想しつつ、当日を迎えましょう! 夏はもう目前ですよ!

#1. The Avalanches – Because I’m Me

去年惜しくもキャンセルになってしまった、The Avalanchesがリベンジ出演! 更に、16年ぶりに新譜が発売され、前回のレッド・マーキーからグリーン・ステージへの格上げ。これは期待せずにはいられません……!ジャンルを飛び越えた様々な音を切り貼りし、サンプリングの限界を超え続け、どこか懐かしく古臭く、でもドリーミーでポップな楽曲たちは、聴いている人をハッピーにしてくれるでしょう。
というか、アルバム2枚しか出していないのに、4万人の前に立って演奏するんですよ。必ず、伝説的なライブになるはずです。見逃す訳にはいきませんね。開催前に、しっかり新譜も予習して、盛り上がる準備をしておきましょう!

#2. the HIATUS – Clone

なんだかんだみんな大好き、the HIATUS! 私の青春はELLEGARDENで構成されていると言っても過言ではないのですが、結局のところ細美武士の作る曲ってシンプルな癖に飽きさせないし、かっこいいんですよ……。
そして集めたメンバーがまあプロフェッショナル集団なのですが、私は柏倉さんのドラムが大好きなので当日ずーっとドラムばかりを見ていることになると思いますね……。
    • Clone/the HIATUS

      シングル

      257

      Clone
      the HIATUS

#3. レキシ –きらきら武士 feat.Deyonna

満を持しての初出演! というか、今まで出なかったのが不思議なくらいですね。SUPER BUTTER DOGと100s、そしてレキシのどのバンドでも底なしの才能を目撃することができます、池田貴史のソロユニット。レキシの楽曲と言えば、その名の通り日本の歴史を主題とし、豪華ミュージシャン達がゲストとして参加していますよね。さて、フジロックでは誰がゲストなのでしょう……?気になってしまいます。
更に、グッズに稲穂があるのにも注目したいところです。レキシを知らない人は何を言っているか分からないと思いますが、稲穂が買えるんです。米どころ、新潟で稲穂振りたくないですか? 日本史を勉強しつつ、ノリノリな曲に合わせて稲穂をフリフリ振っちゃいましょう!

#4. Nina Kraviz – Ghetto Kraviz

世界NO.1女性DJ、Nina Kraviz! ほぼプライベートがなく、世界中を飛び回っている超超超多忙な彼女。よく出演決まったな……! 去年の来日ツアーで蜷川実花がプロジェクションマッピングを担当したことを記憶している方もいるでしょう。あと、流石ロシア出身だけあって、めちゃくちゃ美人。パフォーマンス中にいつもタバコを吸うんですけど、またさあ~セクシーでたまらないのよ! ところでフジロックのステージ上って禁煙・喫煙どちらなんですかね?聴いている音楽やミックスに性差なんてないと思っていますが、妖艶で繊細な彼女のパフォーマンスを見ていると、やっぱり女性にしか表現ができない世界観だと思わずにはいられません。
今回の選曲は、彼女の最大のヒットソング。「ロシアの女性DJ?知らないなあ~……」なんて方も、聴けばピンとくるのでは?

#5. DYGL – Let It Sway

東京インディーズシーンで大注目され、名前をなんとなく知っている方も多いのではなおでしょうか? 因みに、DYGLは「デイグロー」と読みます。これを機に覚えてしまいましょう。ギター、ベース、ドラムというシンプルな構成で、荒々しいエネルギッシュなロック! SEKAIを相手にここまで真正面から勝負を仕掛けたバンドって、日本にいないのではないでしょうか。
4月に発売された初のアルバムは、The Strokesのアルバート・ハモンドJrがプロデューサーを務め、NYで制作されています。ほらね? 期待値、上がっちゃいましたよね。若い才能をさっさと目撃しておきましょう。

#6. Lukas Graham - 7 Years

出身であるデンマークをはじめ、イギリス、カナダ、オーストラリアで第一位、アメリカでは第2位まで上り詰めたアルバムは、素朴で美しい音楽が続き、安心して聴いていられますね。バラードを中心とし、透明感のある音にひたむきな歌声。まるで、壮大な映画を観ているような気分になってしまいます。自然に囲まれたフジロックで見るライブは格別でしょう!
特に、この「7 Years」は歌詞に注目したいところですよね。子供の頃から成長し、ご両親との関係、後悔、そして自分が60歳になった時のことを書いている一曲。大人になればなるほど、心に沁みるんじゃないでしょうか。

#7. Goldroom – Silhoutte(Blank&Jones Remix)

LAの人気エレクトロ・プロジェクトが、フルアルバムを引っ提げての初来日! 出番は、最終日の深夜。今年のフジロックの最後の思い出として、華を添えてくれるでしょう。ここは、体力温存でいきますかね!
ベースやパーカッション、アコースティックギターなど様々な楽器を使いつつ、電子音が平行に続く、独特な楽曲たち。ポップなエレクトロサウンド、あるいはソフトなEDMと言えばいのでしょうか? EDMが苦手という方も、特徴的なメロディーが多いので聴きやすいと思います。

#8. MONO NO AWARE – 井戸育ち

去年のルーキー・ア・ゴーゴーから見事に本ステージ出演権を勝ち取ったMONO NO AWARE! 去年は3日目の大トリに出演し、登場するや否やメンバー全員が胸に手を当て、君が代を大熱唱。「なんなんだよ、このバンド……。」と笑いながら思ったのも、もう1年前ですね。懐かしい……。
彼らの楽曲の特徴と言えば、一転二転もする予想できないメロディラインと、曲にハマりなぜか耳に残ってしまう独特の言葉選びではないでしょうか。
新譜が発売されたと同時に注目を集め、気になっている方も多いでしょう。どのようなステージを見せてくれるのでしょうか? 3日目のトップバッターですけど、重い腰を上げていくしかないですね……!

#9. The Amazons - Junk Food Forever

2017年、大注目の新人バンドが苗場の地に降り立ちます! グランジ・パンクに影響を受け、荒削りながらもエネルギーたっぷり。王道ロックでしょう。そこに乗せられた嗄れ声がまたいい! 思いっきり飛び跳ねながら見たいですね。
ところで、個人的に気になるのは、The Amazonsという名前。バンドと企業が裁判になることがよくあるけど、アマゾンとトラブルになったりしないのでしょうか……?
それはさておき。絶対にこれからブレイクするはずなので、売れる前にレッド・マーキーの最前付近でまずは踊りながらチェックしておきましょうか。

#10. 戸川純 – 好き好き大好き(2016 Remaster)

戸川純ちゃんがフジロックで見られるなんて……!まずは、名曲と言えば、今回チョイスの「好き好き大好き」でしょう。歌詞が、「好き好き大好き 愛してるって言わなきゃ殺す」と続くのですが、世界一可愛い歌詞じゃないですか? 他にも曲よし歌詞よし、本人の魅力もたっぷりで数曲聴くだけでいつの間にか純ちゃんの虜になってしまいます。
今回は、Vampilliaを従えてカフェ・ド・パリスに出演。ここのステージはキャバレーをイメージして作られているんですよね。そんなムーディーな場所での戸川純……伝説になるに違いないでしょう!あと、アー写が富樫なのズルいよなあ……。

  • 前後半に分けて、20組を紹介してきました。お気に入りのアーティストは見つかりましたか? 気が付けば、フジロックはもうすぐそこですよ! 最高の夏をスタートさせるためにも、色んなアーティストの楽曲を聴いてみてくださいね。

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