クラシック初心者も“熱狂”できる!ダンスにちなんだ名曲を紹介

【ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017】奏者の息づかいから微細なニュアンスまで捉えたハイレゾ音源で体感する“ラ・ダンス 舞曲の祭典”


1995年よりフランスのナントで開催されている“ラ・フォル・ジュルネ(〈熱狂の日〉音楽祭)”は、アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンの鋭い感性によって選ばれた挑戦的なプログラムを、世界的アーティストによる演奏で、しかもお手頃に楽しめてしまう、フランス最大級の音楽祭だ。今年で13回目を迎える東京の“ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017”(LFJ2017)も、東京国際フォーラムを中心にゴールデンウィーク(5月4日~6日)に開催。一流の演奏を低価格で楽しめるのはもちろん、0歳のお子様も入場可能なコンサートの開催などさまざまな試みが行なわれ、普段クラシックになじみのない人々を“熱狂”させている。“ダンス”がテーマの今年も、おなじみの名曲から「こんな曲知らなかった!」という発見のある曲まで幅広いラインナップ。たくさんの人々を感動の世界に連れていってくれるはずだ。この特集では、LFJ2017で演奏されるものを含め、“ダンス”にちなんだ名曲&名演をハイレゾ音源でご紹介。奏者の息づかい、彼らの奏でる細かなニュアンスのすべてを捉えた音質で“ダンス”の世界を堪能してほしい。

1.ラヴェル: ボレロ

演奏:フランス国立リヨン管弦楽団/レナード・スラットキン(指揮)

遠くから徐々に近づいてくるかのような小太鼓の活き活きとした響きを楽しんでいるうち、繰り返されるメロディがあまりにも色彩豊かに変化していくさまに驚かされてしまう。各楽器の音色の魅力を微細に捉え、聴かせるハイレゾならではの魅力が最大限に発揮されている。
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    ♪この曲が聴けるLFJの公演

    ●5月4日(木)21:45~22:30@ホールA(公演番号【116】)※ピアノ&オーケストラ版
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    ●5月5日(金)14:15~15:00@ホールA(公演番号【213】)
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    ●5月6日(土)14:30~15:15@ホールA(公演番号【313】)
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2.ベルリオーズ: 幻想交響曲 Op.14 - 第2楽章 舞踏会(コルネットのオブリガート付きヴァージョン)

演奏:フランス国立リヨン管弦楽団/レナード・スラットキン(指揮)

管弦楽を色彩豊かに響かせ、物語を描き出すことに長けていたベルリオーズ。とくに彼の作り出す弦楽器の響きはとても甘美だ。ハイレゾによって冒頭から活躍するハープの華麗な響きがより輝かしさを増し、官能的なほど濃密な弦楽器の重なり合いはさらに艶やかに聞こえてくる。

3.リヒャルト・シュトラウス: 歌劇「ばらの騎士」 Op.59 TrV227 - ワルツ

演奏:NHK交響楽団/アンドレ・コステラネッツ(指揮)

官能的かつ透明感のある独特のサウンドが魅力の、R.シュトラウスの管弦楽作品。思わず身体が動いてしまうほどに軽快なワルツのリズムが、迫力の低音によってさらに力強く感じられ、奏者の発するニュアンスの変化も微細にキャッチできるのはハイレゾ音源ならではの魅力だろう。

4.ショパン: ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 - 第3楽章

演奏:エルダー・ネボルシン(ピアノ)/ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団/アントニ・ヴィト(指揮)

オーケストラによる冒頭の切れ味鋭いリズムと軽やかな弦のピッツィカートが身体を貫くような感覚に浸っていると、すぐに華麗なピアノの音色に圧倒される。ハイレゾで聴くことにより、タッチとペダリングの組み合わせの妙で移り変わる響きの変化もより鮮やかに聞こえてくる。

5.ヴェルディ: 歌劇「アイーダ」 - 第2幕 第2場 バレエの場面 - V. 舞踏曲

演奏:ボーンマス交響楽団/ホセ・セレブリエール(指揮)

管楽器が奏する鋭く力強いリズム、オーケストラの荘厳なサウンドを大迫力で体験できるのは、音の粒子をことごとく捉え、立体的に再生するハイレゾならではの魅力。エキゾティックな雰囲気あふれる世界観を、身体の奥底に響くような力強い低音とともに体験してほしい。

6.ストラヴィンスキー: バレエ音楽「春の祭典」(抜粋) - Part I: Adoration of the Earth

演奏:NHK交響楽団/ヨーゼフ・ローゼンストック(指揮)

ストラヴィンスキーの作品は音の“厚み”と迫力も魅力だが、楽器の音色、ニュアンスの変化を克明に描き出すハイレゾ音源によって、作品の躍動感がより色鮮やかに見えてくる。とくに冒頭のファゴットを中心としたやりとりにおける緊張感に満ちた音色にはゾクッとさせられる。

7.モンティ: チャルダッシュ

演奏:間脇佑華(ヴァイオリン)/佐藤佑美(ピアノ)

ハイレゾで音色がクリアかつ繊細に捉えられたことで、ヴァイオリンという楽器は、弓と弦が摩擦することによって音を生み出すものだということをあらためて実感できる。ピアノの音色も打楽器的な要素が完全に排され、よりなめらかでうるおいのある響きとなった。
  • ♪この曲が聴けるLFJの公演

    ● “ラテンの楽園 I” 5月4日(木)19:15~20:00@ホールB5(公演番号【136】)※販売予定枚数終了 ※マンドリン、ギター、コントラバスによる三重奏
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    ● “ラテンの楽園 I” 5月6日(土)19:15~20:00@ホールB5(公演番号【336】)※販売予定枚数終了 ※マンドリン、ギター、コントラバスによる三重奏
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8. ピアソラ: 言葉のないミロンガ(ヴァイオリンとピアノ編)

演奏:トマス・コーティク(ヴァイオリン)/リン・タオ(ピアノ)

ハバネラのリズムをもとに生み出された「言葉のないミロンガ」は、官能的な世界へと聴き手を誘う作品。ハイレゾにより、ヴァイオリンの音色をより肉感的に感じ、ピアノの音色をまろやかに味わうことができるため、いつ、どこで聴いても大人な雰囲気のバーにいる気分を味わえる。

9.マリー・アントワネット伝: ボレロ/シングルアクション・ハープ[1775年製オリジナル]

演奏:西山まりえ(ハープ)

ハープの弦が指ではじかれ、震えるさままで捉えられているのはハイレゾならではの魅力。奏者が目の前で演奏してくれているかのような感覚を味わえ、西山の典雅な演奏とあいまって、目を閉じれば18世紀の宮廷舞踏会へのタイムスリップ気分に浸ることができる。

10.ラヴェル: ラ・ヴァルス

演奏:フランス国立リヨン管弦楽団/レナード・スラットキン(指揮)

ハイレゾによって各楽器の音色の変化、身体に響くような打楽器の音が立体的に聞こえてくることで、“管弦楽の魔術師”と称されたラヴェルの管弦楽法の妙をとことん堪能できる。踊り狂う人々の様子やシャンデリアの輝きが見えてくるような感覚を味わえるだろう。
  • ♪この曲が聴けるLFJの公演

    ● “ワルツ賛”5月4日(木)12:15~13:00@ホールA(公演番号【112】)
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    ●5月4日(木)13:30~14:15@ホールB7(公演番号【123】)※販売予定枚数終了 ※ピアノ独奏版
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    ●5月5日(金)19:15~20:00@ホールB5(公演番号【236】)※販売予定枚数終了 ※ピアノ独奏版
    ⇒詳細はこちら

    ●5月6日(土)10:30~11:15@ホールB5(公演番号【331】)※販売予定枚数終了 ※ピアノ独奏版
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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2017

日程:2017年5月4日(木・祝)・5日(金・祝)・6日(土)
会場:東京国際フォーラム 大手町・丸の内・有楽町エリア
公演数:約350公演(うち有料公演 122公演)

▼詳細はオフィシャルサイトから
http://www.lfj.jp/lfj_2017/
※会場OTTAVAブース内にて「mysoundハイレゾ試聴コーナー」を展開いたします。ハイレゾ音源を気軽に聞けるチャンス、ぜひお気軽にお立ち寄りください!

Text:長井進之介

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