音楽はアメコミ・ヒーローを救う!聴くと力が湧くアメコミ映画のテーマ曲10選

音楽はアメコミ・ヒーローを救う!聴くと力が湧くマーベル映画のテーマ曲10選
名作と言われる特撮ヒーロー物やアニメには、いい主題歌が欠かせません。同じように素晴らしいアメコミ・ヒーロー映画には印象に残るテーマ曲が不可欠。ヒーローたちの冒険が盛り上がるかどうかは、曲にかかっていると言っても過言ではありません。そのルーツは1978年の映画「スーパーマン」で、ジョン・ウィリアムスが書き下ろした壮大かつ高揚感あふれるスーパーマンのテーマ。「スター・ウォーズ」と並ぶ名曲となりました。ヒーローたちは困難に立ち向かいながら己を鼓舞してつきすすんでいきます。だから劇中使われる曲はおのずと彼らへの応援歌にもなっています。だから聴いている方もテンションが高くなります。仕事中に聴くBGMとしても最高!へこんだ心に効く音のサプリとしてもご活用ください!

#1. 日本フィルハーモニー交響楽団 – スパイダーマン

現在に至るまで多くのスパイダーマン映画が作られていますが、02年のサム・ライミ監督による「スパイダーマン」がすべての始まりであり、21世紀以降のアメコミ・ヒーロー映画は本作の大成功によって始まりました。作品自体も素晴らしいのですが、ティム・バートンとのコンビでも有名なダニー・エルフマンが手がけたこのテーマ曲も忘れられません。正直最初はスパイダーマンのテーマ曲にしては少し暗い(?)と思ったのですが、スパイダーマンが能天気なヒーロー物ではなく、一人の若者の悩める青春・試練の物語であるということをこの曲が教えてくれます。なんか心にしみるように、ジワジワと元気をくれる曲です。

#2. Michael Buble – Man Theme/Sway Remixes

先ほどダニー・エルフマンのところで“スパイダーマンのテーマ曲にしては少し暗い(?)”と書いたのですが、僕の頭の中に60年代後半に日本でも放送されていた、米製のスパイダーマンのアニメのテーマ曲が残っていて、これがキャッチーで実に楽しいテーマ曲だったのです。そしてこの曲を少しアレンジしてマイケル・ブーブレがカバーしました。この曲は04年の「スパイダーマン2」のエンディングでもながれます。冒頭から♪スパイダーマン、スパイダーマン 蜘蛛の出来ることはなんでも出来るのさ、、と最高でしょ(笑)なおこのメロディは、この夏の新作『スパイダーマン:ホームカミング』の冒頭でも使われているんです。基本は子ども向け主題歌だから歌いやすくて、散歩の時とかに口ずさみたくなるウキウキ曲です。

#3. lcon – 駆けろ!スパイダーマン feat.YUKI(カバー)

78年にスパイダーマンの権利を、日本の東映さんが借りて、実写TVドラマ版『スパイダーマン』が作られたことがあるのです!スパイダーマンのアクションはさすが東映!かっこよく、特撮ヒーロー物としてよくできていました。当然主題歌も特撮ソング。作曲は『マジンガーZ』を始め多くのアニメ、ヒーロー主題歌を手掛けた渡辺 宙明さん。スパイダーマンが蜘蛛糸スィングで移動する様を“空駆ける”と表し、また彼の独特の目の鋭さを入れ込んだ歌詞はスパイダーマンというキャラの魅力を言い当てていると思います。今回はオリジナルのカバー曲ですが、このテンション、スパイダーマンのスピード感が出ています。実は僕がカラオケの時、必ず最初に歌う歌がこれなのです(笑)。テンションあがります。

#4. AC/DC- Shoot to Thrill

『アイアンマン2』とのタイアップ曲です。曲自体も素敵なのですが、使い方が最高でした。普通ヒーロー物だから劇中における主人公の初登場シーンは、誰かを助けに行くとか、悪い奴をやっつけるとか、英雄行為を期待しますよね。ところがこのアイアンマンの最初の出番は、この曲をガンガンならしてセクシーな女の子たちが踊っているイベント会場のステージに華々しく登壇!というちゃらけたシーン!ここにかかるわけです。この曲がアイアンマンというキャラのノリと明るさ、そして勢いをうまく表現していました。原稿とかをノリノリで仕上げたいときのBGMです。

#5. The Runaways– Cherry Bomb

『ガーディアンズ オブ ギャラクシー』は銀河を舞台にしたスペース・アクションなのに、70年代―80年代のポップスがBGMという洒落た映画です。決戦に臨むシーンで、ザ・ランナウェイズの名曲「チェリーボム」がかかります。ザ・ランナウェイズは70年代に活躍した女性だけのロックバンドで下着姿で歌うというぶっとんだ歌姫グループ。日本で絶大な人気がありました。なのでこの「チェリーボム」は僕にとってもなじみのある曲。チェリーボムとは、小さなかんしゃく玉のことで、要はわたしたちは“はじけてみせるのよ”と言っているわけです。ダメダメだったガーディアンズの面々が立ち上がる時の心意気とこの曲が見事にマッチしていました。気乗りしない作業をするときのBGMに愛用しています。

#6. Hans Zimmer and Junkie XL – イズ・シー・ウィズ・ユー?

いま話題の『ワンダーウーマン』。その鮮烈デビューは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で颯爽と現れるシーン!この登場場面のあまりのかっこよさにワンダーウーマン人気が一気に高まったと言えるのですが、この時かかった本曲の力も大きい。久しぶりに胸躍るヒーローのテーマ曲でした。というのもここ数年のヒーロー映画の曲は“そのヒーローに対して”というより、“その作品に対して”という感じでしたから。個人的にはジョン・ウィリアムスの『スーパーマン』のテーマ曲、ダニー・エルフマンの『バットマン』のテーマ曲以来の名曲だと思います。この曲を聴くとワンダーウーマンねーさんに「グズグズしてないで行くわよ!」みたいにはっぱかけられている気持ちになりますね。

#7. Prince - Batdance

ティム・バートンの『バットマン』は、当時=80年代のカリスマ・ミュージシャン、プリンスがタイアップ曲・アルバムを出していました。劇中ガンガン使われるというより、さりげないところにかかっている程度の使われ方でしたが。そしてプリンスとこの『バットマン』のコラボを象徴するのがこの曲です。劇中のセリフをサンプリングしながらの構成ですが、サビの“♪バットダンス”のくだりが、実は60年代に絶大な人気を誇った『バットマン』のTVドラマ・シリーズのテーマ曲(バットマンと言えばこの曲!とも言われるほどの名曲)の“♪バットマン”という歌いかけと似ており、つまりプリンスなりの、かつてのバットマンに対するオマージュだったのですね。昔、アメコミ系のアクション・フィギュアを沢山かざってあった僕の部屋がTV番組で紹介されたとき、その時TV局さんがあわせてくれたBGMがこれで、以来部屋を片付ける時の作業用BGMにしています。なんかはかどる(笑)

#8. James Newton Howard/Hans Zimmer- A Dark Knight

正直、ヒーローとしてのバットマンのテーマ曲という意味では、ティム・バートン版でダニー・エルフマンが提供した曲の方が好きなのですが、『ダークナイト』というこの壮大なドラマには、ハンス・ジマーによるこの曲がピッタリだと思います。バットマンという生き方を選んでしまった男の覚悟を感じさせてくれます。僕自身、自分がこれから外に向かって出ていくときはダニー・エルフマンの曲を、そして部屋とかにこもってなにかに決意するときはハンス・ジマーのこの曲を聴く、みたいに使い分けています。

#9. Alan Silvestri – The Avengers

ヒーロー結集の『アベンジャーズ』のテーマ曲ですが、ポップなアメコミ・ヒーローが大集合というノリではなく、神話の英雄たちが集まったかのような重みがあります。だから決してイケイケの応援曲ではないのですが、まさに役者がそろった!というスケールを感じさせますね。『スパイダーマン:ホームカミング』にさりげなくこの曲がかかるんですが、“あ、この世界にはアベンジャーズがいる、だから大丈夫なんだ”という安心感を覚えました。

#10. スーパーマンのテーマ(映画「スーパーマン」から)/オーランド・ポップス・オーケストラ

もちろん作品自体も素晴らしかったのですが、この曲があったからこそ78年の映画『スーパーマン』は不動の名作になった、と言っても過言ではありません。スーパーヒーロー映画史に残る、いや映画史に残る名曲だと思います。僕にとってジョン・ウィリアムスの最高傑作は『スター・ウォーズ』ではなく、この『スーパーマン』のテーマなのです。スーパーマンというキャラに皆に感じるワクワク感、躍動感、冒険心、力強さ、健全さ、スケール感、明るさ、優しさ、そして希望のすべてを見事に音で表現しています。この曲を聴くたびに、自分の持つ可能性を信じられそうな気持になります。
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