センダイガールズプロレスリング(仙女)の代表を務めながらもバリバリ現役の“女子プロレス界の横綱”
里村明衣子の入場曲『
ROCK YOUR LIFE AWAY』も歌詞の入ったものだ。女子プロレス団体ガイアジャパンで当時史上最年少の15歳でデビューし、現在も衰え知らずの壮絶ファイトを炸裂させている里村明衣子。アレンジ違いとはいえ、そのガイアジャパン時代から使い続けている曲だけに、当時を知るファンにとっては入場シーンだけでおひねりを投げ込みたくなる衝動に駆られるのではないだろうか。この団体は若手育成にも長け、現在は“仙女三銃士”と呼ばれる若手が活躍中。日大レスリング部出身者初の女子プロレスラーとなった橋本千紘、男性誌でグラビアも披露する美貌の白姫美叶、そして自称10002歳、デーモン小暮閣下ばりのメイクでリングに上がる悪の化身カサンドラ宮城。仙女の公式YouTubeでは若手の日常もアップされているのでチェックしたいところだ。
◆センダイガールズ公式YouTubeより
以上、ややムリヤリ10本に絞った入場曲をお届けしたが、レスラーがキャリアを、そして人生を重ねて育ててきた入場曲をたったの10本とは忍びなく、書きながら喰いしばった奥歯は折れ、頬を血涙が滴り落ち……たりは別にしなかったが、これをきっかけにそれぞれマイ・ベストを作成いただき、仲間と激論を交わしていただきたい。プロレス談義は熱くなりがちなので、「1回の発言は1人2分まで」「相手の話はさえぎらない」などのルール設定をした上で楽しむことをオススメする。ただしカウント4までなら反則も許されるのでご安心を。
Text:明知 真理子