【カディオの未知との遭遇】クリエイティブチーム・CEKAIのオフィスに潜入!「快速東京」の福田哲丸に話を聞いてみた

【カディオの未知との遭遇】クリエイティブチーム・CEKAIのオフィスに潜入!「快速東京」の福田哲丸に話を聞いてみた
突然ですがみなさん、「チーム」って素敵だと思いませんか? さまざまなタイプの人が集まり、それぞれの特性を活かしながら物事を成し遂げることは、大変かもしれませんがその分実りは大きいはず。

そんな気の置けない仲間と仕事をともにしている人の、仕事に対する姿勢やチームへの想いはどのようなものなのでしょうか?

そんな中、我々はクリエイティブチームCEKAIのオフィスに潜入することに!
CEKAIはグラフィックデザイン、プロダクトデザイン、映像制作、ディレクション、プロデュース、撮影などなど、0から100までなんでもやっているという謎の組織。そのメンバーでありながら、「快速東京」や「NINJAS」としても活動している福田哲丸さんにお話を伺うことができました。

今回もおなじみのカディオとお邪魔しちゃいましょう!

カディオの知らない世界。~CEKAI編~

クリエイティブチームCEKAIのオフィス、外観

池尻大橋の閑静な住宅街に佇む黒い建物。オフィスというより、まるで家のようですね。

CEKAIのメンバーの名前が書かれたポスター

「世界東京」の文字が印字されたスリッパ

玄関先ではCEKAIのメンバーの名前が書かれたポスターと、「世界東京」の文字が印字されたスリッパがお出迎え。

案内役の福田哲丸さん

こちらが今回案内してくださる、福田哲丸さん! それでは早速オフィス中を案内していだきましょう!

こだわり満載! CEKAIのオフィスでガチャガチャに挑戦!

CEKAIのオフィス、一階の様子(1)

1階はプロダクトデザインのオフィス。中央に作業台があるところにクリエイティブを感じます。

CEKAIのオフィス、一階の様子(2)

CEKAIのメンバーがそれぞれ持ち寄っているという、センスが光るフィギュア。

CEKAIのオフィス、一階の様子(3)

窓枠だけでなく、机の端にもありました。無造作に置かれているのですが、それすらもおしゃれに感じます。

CEKAIのオフィス、一階の様子(4)

中でも福田さんのお気に入りは、500円で購入したガメラだとか。

CEKAIのオフィス、2階に続く階段横に飾られている絵画

2階に続く階段横に飾られているこちらの絵画。福田さんはCEKAIでの仕事や音楽活動だけでなく、半蔵門でギャラリー「ANAGRA」の運営もされており、こちらはそのギャラリーに展示されていたものです。3から5体キャラクターが描かれているとのことですが、あなたはわかりますか?

(正解は謎のままです……。)

CEKAIのオフィスにあるガチャガチャ(1)

おっと、カディオさんが何かを見つけたようですよ。

CEKAIのオフィスにあるガチャガチャ(2)

カディオさん突然、ガチャガチャに挑戦!福田さんによるとこのガチャガチャは取材日当日に設置したようです。また、こちらのガチャガチャの中身は、なんとCEKAIメンバーが制作したもの!

CEKAIのオフィスにあるガチャガチャから出てきた「DOCAN」というキャラクターを持つカディオ

「DOCAN」というキャラクターを2体ゲット!

カディオ「俺に似てるだろ、そうだろ?」

似てるもなにも、誰でも口を開くと、丸形にはなりますよ。

CEKAIのオフィスにあるガチャガチャとポーズを決めるカディオ

カディオさん、お客さん第1号になることができてよかったですね!
キメ顔はいいですから、2階に上がりますよ!

CEKAIのクリエイティブが生まれるオフィス&客室

CEKAIの2階はグラフィック・モーションの制作オフィス

2階はグラフィック・モーションの制作オフィス。福田さんは普段こちらで作業をされているとのこと。各デスク間に仕切りはなく、等間隔でパソコンが設置されています。イラストやフィギュアが飾られていて、遊び心満載!

デスクに座ってキメ顔をするカディオ

カディオ「クリエイティブだろ、そうだろ?」

勝手にデスクに座ってキメ顔するのはやめてください。さあ、3階の客室に行きましょう。

CEKAIのオフィスの3階は客室

雑誌やコミック、グラフィック本などカラフルな本がズラリ。オオクボリュウさんのイラストや並べられたギターなど、なんともアーティスティック!

ギターと『快速東京の東京てれび』メインMCのフェリさんが並ぶ

おや、ギターに並んで『快速東京の東京てれび』メインMCのフェリさんもいらっしゃいますよ。


CEKAIのオフィスはキッチンも完備

キッチンも完備されており、このまま住めてしまいそうです。

それではこちらで、福田さんにお話をお聞きしましょう。

cekai Tokyo福田哲丸さんにインタビュー

CEKAI TOKYO 福田哲丸さん

カディオ「CEKAIの仕事内容教えてくれるだろ、そうだろ?」

福田さん:
いろんな人がいろいろなことをやっています(笑)。プロダクトデザイナー、映像ディレクター、グラフィックデザイナー、カメラマン、CGクリエイターというように、色々な業種の人がごっちゃになっています。パッケージデザインをやっている人の横でCMを作ったり、音楽作ってる横で企画考えてたり、徹夜でデザインしてる横でゲームやってたり……。様々な業種の仕事を、それぞれの目線から捉えて、意見を日常的に交換できるのがCEKAIの魅力です。

カディオ「CEKAIがどうやって設立したか聞かせてくれるだろ、そうだろ?」

福田さん:
CEKAIという組織の経緯というのはなかなか難しいものでして……。端的に言えば、代表の井口皓太が面白そうな人に声をかけて、井口の考え方をみんながそれぞれ咀嚼して、「こうなったらいいよな、じゃあそうしよう」と話をしていたらどんどん仲間が増えていって、本格的に会社になったという感じです。僕は「CEKAI」を組織というより、「共通意識」くらいの感じで捉えています。正直、僕もよくわかってないんです(笑)。CEKAIって本当は「無い」って部分が一番面白いんじゃないかなと思っています。

カディオ「CEKAIが自分の家みたいに感じてるだろ? そうだろ?」

福田さん:
自宅はまた別にありますが、ここが自分の家だとしても最高ですね。ここ、自分たちで作ったんですよ。もともと写真家の方の書庫だったのを、天井を抜いて、床もはがして。このむき出しの階段は僕らが塗ったわけではなく、剥がしてみたらこの色だったんです。全体的にこの赤で揃えて、手すりは後で付けました。CEKAIの外で働いてるチームの建築家にデザインしてもらったので、予算内に収められました。

むき出しの階段

カディオ「快速東京を結成した経緯、聞かせてくれるだろ? そうだろ?」

福田さん:
快速東京は美大で結成したんです。僕は特になりたいものがなくて、面白い人に会いたいって理由で美大に入りました。僕はグラフィックデザイン学科だったのですが、周りは入学早々デザインがすごく上手いんですよ。で、「ぼくやることないな」って(笑)。それで快速東京を組んで、一回だけお祭りでライブやって解散するつもりが、気がつけば10年経ってました。

カディオ「CEKAIってメンバーがたくさんいるだろ、そうだろ?」

福田さん:
はい、この箱の外にもいっぱいいるんですよ。この建物の常駐は8人くらいなのですが、CEKAIは他の会社に勤めてても出入りができるので、適当な時間に来る人もいたり。席も決まってますけど、不在の時は好きに使ってもらってもいいし、とにかく自由です。チームに入れる時のルールはないので、一人一人の判断で「CEKAIっぽい」とか「この人がいたら面白くなる」と個人個人で判断して勝手に連れてくるんです。

福田哲丸さんとカディオ(1)

カディオ「CEKAIのメンバーに共通する部分あるだろ、そうだろ?」

福田さん:
みんな見たことないものが好きですね。あとは現状に対して「面白くない!」という怒りがある人ですね。面白い人が集まれば何もかも面白くなるのにって理由で、いろんな業種が集まってる。

カディオ「CEKAIならではの仕事の進め方、あるだろ? そうだろ?」

福田さん:
たとえば映像業の人だけが集まると、映像の範囲内でしか考えが及ばないんですけど、グラフィックデザイナーが一人いると「タイトルこうした方が絶対かっこいい」とか風穴が一個開くんです。音楽家がいたら「音楽も作っちゃえばいい」とか。別にCEKAIと関係ない人と組んで仕事しても全然いいですし。カメラマンがディレクター選んでもいいし、仕事がどの役職から始まってもいいんです。一個も繋がってないものはないので、どの切り口からも入っていけるようにしています。

カディオ「一人でやるよりやっぱりチーム、そうだろ?」

福田さん:
そうですね。僕は単純に一人で何かできると思っていなくて、いつもみんなに助けてもらってます。何か思いついたら「こんなのがあったらいいと思うんだよ!」って提案して、「またなんか変なこと言ってるよ」って言われても「やってよー!」ってお願いして無理やり助けてもらって(笑)。全部大喜利なんです。与えられたテーマにどう面白く切り返せるか。どうやったら「遊び」をみんなでできるか考えてますね。

福田哲丸さんとカディオ(2)

カディオ「これからの時代に期待することあるだろ? そうだろ?」

福田さん:
今、オープンなものが全てクローズしていくのではないかと思っています。今はシェアや誰でも見られる事が大前提になったじゃないですか。SNSもライフラインと同じくらい一般的なツールになって。僕は今後3から4年で逆の時代になって、誰も知らないってところに価値が出てくると思うんです、例えばインターネットに載ってないパーティとか。そうなると今アンダーグラウンドで頑張ってる作家とかはチャンスなんじゃないかと思ってます。職人さんみたいに自分のスタイルがあって本当にかっこいいと思っているので、そうやって一つの仕事を貫く人にお金が回る世の中になってほしいですね。これから面白い時代になっていくと思います。


チームとして活動する意義や、仕事に対する独自のスタイルについてお伺いすることができました。

仕事だけではなく、バンドもチームでの活動。メンバーとの音楽制作はもちろん、MVやグッズ、ライブなど様々な人と関わります。仕事や音楽活動を一人でなく、みんなを巻き込みながら取り組むことで、生まれる化学反応があるのだと感じました。

それにしても素敵なオフィスで、意志の強さを感じる福田さんという素敵な方に出会うことができました。ありがとうございました!


<関連リンク>
mysound 快速東京アーティストページ
http://mysound.jp/art/93699/

CEKAI オフィシャルホームページ
http://cekai.tokyo/
快速東京 オフィシャルホームページ
http://kaisokutokyo.com/
福田哲丸 Tumblr
http://tetsumarufukuda.tumblr.com/
福田哲丸 Twitter
https://twitter.com/tetsumaru001


Text:Qetic・田中 莉菜
Photo:片山 拓


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