DALLJUB STEP CLUB、絶体絶命の瞬間!!崖際に追い詰められた時に聞きたい8曲

DALLJUB STEP CLUB、絶体絶命の瞬間!!崖際に追い詰められた時に聞きたい8曲
mysoundイチ押しのアーティストにテーマに合わせた楽曲をピックアップしてもらい、その曲にまつわるエピソードから本質を掘り下げていくプレイリスト企画。今回は、7月に2ndアルバム『CHECK THE SHADOW』をリリースしたDALLJUB STEP CLUBが登場です。あらかじめ決められた恋人たちへ・RHYTHM BILLGATESでも活動するGOTO(drum/dub/compose)、BENCH.(bass/voice)、そしてWOZNIAK・TESTAV・OUTATBEROの星 優太(machine/bass fx/voice)、Alaska Jamでもボーカルを務める森 心言(synthesizer/rap)からなるDALLJUB STEP CLUB。ジャンルレスにリスナーを引き込む縦横無尽・多次元的な最新鋭ベースミュージックを鳴らす彼らのプレイリストテーマは、「崖際に追い詰められた絶体絶命の瞬間に聴きたい曲」。各々2曲ずつ選曲し、エピソードを語ってもらいました。

左から、GOTO(Dr/dub/compose)、 星 優太(machine/bass fx/Vo)、森 心言(Syn/rap)、BENCH.(Ba/Vo)
L→R : GOTO(Dr/dub/compose) , 星 優太(machine/bass fx/Vo) , 森 心言(Syn/rap) , BENCH.(Ba/Vo)

森 心言“今作は都市感を強めに意識しています”

―7月に2ndアルバム『CHECK THE SHADOW』がリリースされましたね。2年の制作期間を経た今作は、これまでの幾何学的な尖で刺すアプローチに加え、面で打つ強さを感じました。それは、「聴きやすさ」にもつながっているような印象です。

GOTO:
作っては止め・・・を繰り返しているうちに前作の『We Love You』から2年経ってしまって。2年のあいだに自分の中の流行とかやりたいことも各々変化したので、そこをアルバムに詰めた感じです。コンセプトは、街というかシティ?なんですけど。

森 心言(以下、森):もともと都会っぽさと土クサさの両方があるバンドなんですけど、今作は都市感を強めに意識しています。あっ、歌詞はそのへんすっかり忘れてたけど、言葉のはめ方も音に合わせて必然的に寄っていったかな。

星 優太(以下、星):街とか都会とか言っても、“都市と人間の生活との共存”とか、そんな哲学的なことじゃなくて。

GOTO:そうね。もうちょいフランクな感じ。カナダツアーのこととか某飲食チェーンのこととか。そういう感じの街、です。

BENCH.:あと、聴きやすさっていうところで言えば、これまで一定のパターンをループしている曲が多かったんですけど、今作は曲にA・B・サビっていう展開があるので、そういうとこかなと。

―なるほど。ライブで聴けるのも楽しみです。では、プレイリストのお話を。今回の選曲テーマが“崖際に追い詰められた絶体絶命の瞬間に聴きたい曲”。かなり火曜サスペンス劇場的な・・・。

星:
これは、相当なミーティングを重ねて決めました。僕ら、それぞれ人間性がかなり違っていて、バンドのルーツとか他のアーティストだといい感じのテーマでも、いい感じにならないんで。

森:単純に笑えるテーマにしたいなって。なんで絶体絶命のときに音楽聴いてんだって感じですけど(笑)。他にも候補は出ていましたね。

BENCH.:「いきなりフェラーリ貰ったときに車内でかけたい曲」とか「おばあちゃんがこんな曲聴いていたらイヤだ」とか。

―それ、大喜利ですよね?(笑)今回、テーマ自体も笑えるけど、選曲にぼんやり生死観みたいなものも表れていて、そこも面白いです。まずGOTOさんの2曲は、ドラゴンボールでおなじみ、影山ヒロノブ「WE GOTTA POWER」とEAST END × YURI「MAICCA」。崖っぷちでも「まいっか」って感じですか?

GOTO:
あんまり深く考えないでパッと出たのが、この2曲です。僕はわりと生死に関しては楽観的というか、死ぬときゃ死ぬって感じなので。生死だけじゃなくて、いろんな面でもそうかもしれないですね。「WE GOTTA POWER」みたいに、そのままトラブルを楽しんじゃう!みたいな感じ。ちなみに、2曲とも小学生くらいの頃に聴いていた曲で、「MAICCA」は俺が初めてラップというものに触れた曲だし、カラオケで初めて歌ったラップですね。
    • MAICCA/EAST END × YURI

      シングル

      MAICCA
      EAST END × YURI

      257


  • ―続いてBENCH.さんの2曲は、KOHH「死にやしない」とインディ・ジョーンズのテーマ。「死にやしない」冒頭の詞のとおり“死ぬこと以外はかすり傷”というイメージ?

    BENCH.:
    テーマが決まったとき、まずインディ・ジョーンズしか出てこなくて。崖っぷちから這い上がって、結局は助かるイメージ。映画自体も小学生くらいのときに観て、すごく好きなんですよね。カラオケで初めて歌った曲ではないけど(笑)。KOHHは、もともと心言から教えてもらって、ツアーの車内でこの曲を聴いたのがキッカケで好きになりました。言っていることもストレートにリアルで、いいなって。

  • ―星さんの2曲は、Tempalay「CHICAGO in the BED」とArca「Extent」。4人のなかでも一番シリアスで“またどこかで会いましょう”と歌われる「CHICAGO in the BED」にもアンビエントな「Extent」にも、別れや死の匂いが漂っていますね。

    星:
    ですよね。Tempalayは、1曲入れたいなと思って。曲がいいっていうのも大前提にあるけど、まず人間がイケてますね。ブログに魅力を書いたので、よかったら読んでください。Arcaは、完全に死というか死後の世界のイメージですね。みんなで2曲ずつ提出したとき「これギャグ過ぎない?」って議論したくらいで。
    • Extent/Arca

      シングル

      Extent
      Arca

      500


  • ―ありがとうございます(笑)。そして最後、森さんの2曲が「崖の上のポニョ」とTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの「世界の終わり」。なんかもう、微笑ましいです。

    森:
    え、そうですか? テーマを考えたときにパッと浮かんだのが「崖の上のポニョ」で、崖の上で聴く機会もなかなかないだろうし、これを聴けば追いつめている側もどうでもよくなりそうだなって。「世界の終わり」は、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTに憧れて明治学院大学に入ったくらい大好きで、タイトルそのままです。まあ、「崖の上のポニョ」は観たことないんですけどね!

  • 星:そういうとこあるよね。前にこいつがIncubusの僕が大好きなアルバムのTシャツ着てて、でも「聴いたことない」って言ったんで気まずくなったこと思い出しました。

    森:(笑)いや、たしかに俺も自分の好きなバンドのTシャツ着てる人が聴いたことないって言われたら「おい!」ってなるかも。

BENCH. “DALLJUB STEP CLUBのライブは、アトラクションなんで。”

―この企画がそういう人が減る一端になればと思います(笑)。企画といえば、森さんは現在企画していることがあるそうですね。

森:
まだ詳細は発表できないんですけど、僕のひとつの夢として日本のミクスチャーバンドのムーブメントを作りたくて。近々アクションを起こそうとしているので、楽しみにしていてください。

―では、最後に。9月27日に控えた渋谷clubasiaでの『CHECK THE SHADOW』リリースツアーファイナルについて、意気込みを。

星:
そこでミクスチャーバンドを集めてムーブメントを……。

森:違う、それ違う!

GOTO:(笑)そうですねえ、リリースパーティで初めてやった曲とかあったりもしたんですけど、そこからツアーを経て育っていくんじゃないかなと思っていて。ファイナルにはライブ仕様になっているので、ぜひ観にきてほしいなと思います。

BENCH.:DALLJUB STEP CLUBのライブは、アトラクションなんで。

森:それ、俺がよくMCで言うやつじゃん……。

一同 (笑)

星:いろんな要素を詰め詰めのバンドなんですけど、ライブごとにアレンジが変えていたり、いろいろ巻き起こっていているのでライブに来てほしいですね。

DALLJUB STEP CLUB

ORIGINAL PLAYLIST

崖際に追い詰められた絶体絶命の瞬間に聴きたいプレイリスト

GOTO(Dr/dub/compose)

NEW RELEASE

2017.07.05(水)Release

DISCOGRAPHY

PROFILE

2012 年、元 DACOTA SPEAKER. の GOTO(drum / dub / compose) と BENCH.(bass / voice)、そして WOZNIAK、TESTAV、OUTATBERO の Yuta Hoshi(machine / bass fx / voice) の 3 人を中心として結成。力強いベースサウンドとしなやかで自由奔放なドラムワーク、即興性と実験性に満ちたエレクトロニクスを武器にバンドシーンでの活動を開始。Dubstep や Jungle、Juke/Footwork から Techno/House、果ては Hip Hop まで、あらゆるジャンルを取り込み消化 / 昇華した真に Alternative な音を追求している。2013 年には Alaska Jam のボーカルとしても活動する森 心言 (synthesizer / rap) が加入。骨太でミニマルかつドライなファンクネスに、ポップかつエモーショナルなシンセワークとボーカルが融合し、新たなフェイズを見せ始めた。リスナーだけではなく、自らをも裏切り、予測不可能に脱皮し続ける DALLJUB STEP CLUB から目が離せない。

LIVE

■<「CHECK THE SHADOW」Release Tour in KYOTO>
日程:2017年09月02日(土)
会場:京都CLUB METRO
時間:OPEN 17:30/START 18:00
料金:ADV ¥3,000/¥3,500

■<秘境祭2017>
日程:2017年09月09日(土)〜9月10日(日)
会場:山梨県小菅村 玉川キャンプ村
時間:OPEN/START 12:00
料金:ADV ¥8,800/¥11,000

■F.A.D pre. "POP OUT"
<DALLJUB STEP CLUB「CHECK THE SHADOW」Release Tour>
日程:2017年09月14日(木)
会場:横浜F.A.D
時間:OPEN 17:30/START 18:00
料金:ADV ¥2,000/¥2,500

■<「CHECK THE SHADOW」Tour Final>
日程:2017年09月27日(水)
会場:渋谷 clubasia


詳細はオフィシャルサイトで
http://dalljubstepclub.com/live.html


Text&Interview:野中 美咲
Photo:山口 真由子

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